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Handycam CX535、CX670、CX675の比較

 私事だがSONYの空間光学手振れ補正搭載ハンディカムHDR-CX535を今更買った。ここ数年、Handycamは約1年毎となる毎年1月に新モデルが発表されているようで、CX535は2014年1月発売モデルである。所謂デジタル物は(ほぼ)間違いなく、新しい製品の方が優れているのに、2年落ちのモデルを買うなんてどうなのよ。と感じるのが普通ではないだろうか。
 CX535は空間光学手振れ補正を搭載する一方で、4K撮影非対応(FullHDまで)のプロジェクタを内蔵しないモデルであり、2015年モデルではCX670、最新の2016年モデルではCX675が同様の製品として該当する。ということで、CX535, CX670, CX675の比較を中心に見ていきたい。


 メーカーサイトでこの3モデルを比較してみると、以下のリンク先の結果となる。
仕様比較結果 | デジタルビデオカメラ Handycam “ハンディカム” | ソニー

 ほとんど同じスペックの項目だらけで、間違い探し状態となっている。イメージセンサ及びレンズについては(少なくとも数値上は)全く同一ということになっている。これが今更CX535を選択した主要な理由である(もちろん安いし)。本体サイズについては2016年モデルのみ0.5mmだけ高さが小さく、微妙に小型化されているようであるが、ほぼ同等とも言えそうである。また、重量は3モデルとも同一であるから、携帯性における差異もなさそうである。

 逆に、主要な差異を見ていくと、

  1. 2015年モデルからシャッタースピード優先/アイリス優先モードがある(?)
  2. 2015年モデルからはAVCHDとMP4に加えてXAVC Sでの記録に対応し、最大約50Mbpsの高ビットレート記録及びリニアPCMによる音声記録が可能
  3. 2015年モデルから静止画用にフラッシュを搭載
  4. 2015年モデルからWiFi及びNFCを搭載
  5. 2015年モデルから消費電力が0.1W増加

といったところだろうか(CX670とCX675の違いって一体…)。

  • 1については、お手軽にカメラ任せで撮りたい場合には不要な機能だし、その必要があれば私の場合は一眼/ミラーレスカメラの動画機能を使えばいい*1ので、特に無くても困らない。
  • 2については、かなり悩ましい。これが所謂デジタル物の進化というやつで、エンコーダーチップが一新されたのだろう。XAVC Sで50Mbps記録した方が情報量の多い素材性の高い映像が収録できるわけで、悩みどころである。静止画と異なりRAWで撮って置けばポストプロセスでどうにかできるという話でもない。悩んだ末、ここに予算を投じるなら4K対応も、と欲が出てしまうので、今回は潔く諦めた。
  • 3については、どうでもいい。動画用の1/5.8型の有効229万画素極小センサで写真を撮るつもりはない(スマートフォンの方がマシだろう)。
  • 4については、あったら便利。であるが、それ以上の何物でもない。
  • 5については、2,3,4に対応した結果として消費電力が増えてしまったのだろう。それらを搭載しない分だけCX535の方が僅かに低消費電力であると。

 これらの点を踏まえると、XAVC S対応に後ろ髪を引かれる感があるものの、ACVHDで録画する限りではこの3モデルの差異はカタログスペック上は見当たらない。CX535が壊れてCX675に買い替えたというユーザーのレビューによると、AFが早くなっているとする書き込みが見当たったが、メーカー的に訴求されていないようなので実際どんなもんかは判断付かない。

 2年落ちとなるCX535の新品はほぼ流通していないため、購入しようとすれば基本的には中古販売店やオークションで探すことになる。中古品には抵抗があり新品を安く買いたい場合や、メーカー保証が無いと不安という方には、2015年モデルのCX670がお勧めできるのではないだろうか。




以上。

*1:であれば、そもそもHandycamなんて要らないのでは?と思うのは誤りである。空間光学手振れ補正搭載ハンディカムのような安定感のある映像は一眼カメラ単体では撮れない。得意とする映像がHandycamと一眼カメラでは全く異なるわけだが、一般家庭では理解されにくいかもしれない。

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