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i-dioの映像品質

モバイルデバイス 雑記

 3/1から放送が始まったi-dioでは、殆どの局がラジオ的な音声放送を行っている。現時点ではCreatorsチャンネルだけが映像放送を行っている唯一の局なようである。解像度・フレームレート・ビットレート等のスペック情報が公開されていないようで、その映像品質が全く不明だったのだが、実際に視聴してみたので紹介する。なお、掲載するスクリーンショット中の映像コンテンツ部分には、著作権の観点からモザイクを施している。

Androidで視聴した場合

htc Desire 626(端末の解像度:720x1280)で視聴した際のスクリーンショット
f:id:kachine:20160302151929p:plain
背景画像の上に、概ね679x377のサイズで映像が表示されている。
 

iOSで視聴した場合

Apple iPhone 5S(端末の解像度:640x1136)で視聴した際のスクリーンショット
f:id:kachine:20160302151939p:plain
背景画像の上に、概ね605x337のサイズで映像が表示されている。
 

(参考)ワンセグの仕様

Wikipediaから抜粋すると以下の通り。

項目
解像度 320x240(3:4), 320x180(16:9)
codec H264
フレームレート 15fps
ビットレート 最大416kbps

 

主観評価など

  • 一言でいうなら「がっかり」
  • ワンセグ以下の映像品質だと感じる(音声ではなくあくまで映像について)
  • 解像感が無く、端末によって異なるサイズに表示されていることからも、ワンセグ相当以下の低解像度映像を端末解像度に比例してアプリで引き延ばし表示しているだけっぽい
  • 映像をタップしても、端末を横向きにしてもフルスクリーン表示にならないのは、拡大倍率が大きくなって汚さが目立つだけだから実装しなかった?
  • ヘンテコな奇数の解像度というか表示領域だが、端末に依らず概ね16:9なため、放送波に乗せるマスタ映像のアスペクト比は16:9と思われる
  • 端末のスピーカーで聞いている分には特に音声には不満は感じない
  • 無料放送とは言え、この低品質の映像を視聴するためにお金を払って受信機を買う価値を感じるかというと…
  • i-dio WiFi TunerではNHKが受信できないため、NHKフリーな放送波受信に価値を感じる人にはいいのかもしれない(但しi-dio Phoneではワンセグも搭載しているため、NHKフリーにはならない)
  • 現状のCreatorsチャンネルの帯域の使い方では低画質だが、非リアルタイムな蓄積型放送(再生時間以上の転送時間で大容量コンテンツを転送)なら高画質とかってのもできそうな気がするけど、そういった放送をするのかは不明
  • フルセグはおろかワンセグにも勝てないし、もちろんYoutubeにも劣る低画質でどうやって視聴者を得る事業計画なのだろうか
  • 画質ではなくコンテンツで勝負するとしても、キラーコンテンツを生み出せると見込めるだけの合理的な理由があるのだろうか
  • 多くの人が何の苦もなくアクセスできる地上波テレビやYoutubeやニコ動とは異なり、専用の受信機が必要な時点で視聴までのハードルが高いのだが
  • そもそものテレビ離れが指摘される環境下で、どうやって収益化できると見込んでいるのだろうか
  • 映像にこだわって低解像度放送になるくらいなら、静止画に振り切って高解像度にしたうえでキラーコンテンツを用意するなど従来にない著しい差別化を行わないと劣化版テレビとしか認知され無さそう

というわけで、技術的疑問よりビジネス的な疑問が増える結果となった。




以上。

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