au版 iPhone 5sの2年縛りを経て、違約金なく解約できる期間が昨日(2016/04/30)までだったため、解約しました。
その結果、iPhone 5sが全く使えない状態となってしまいました。
LTE/3G通信ができなくなることは当然ですが、解約後もWiFi端末としてiPod touch状態で使えると思っていたのですが、使用不能状態となってしまいました。
私のように、解約後もWiFi端末として使えるだろうと思っている方は注意が必要かもしれません。
はじめに
私事ですが、過去にSoftbank版 iPhone 4sを使っていたことがあり、その際はMNPで転出してSoftbankとの通信契約は終了したのですが、Softbank版 iPhone 4sはWiFi端末としてそのまま使用可能でした。
或いは、過去にauのAndroid端末を解約したこともありますが、解約後もWiFi端末として普通に利用可能でした。
それが解約後の端末の一般的な挙動だと思っていたのですが、au版 iPhone 5sは違いました。(以下、単にiPhoneと書いた場合、au版iPhone 5sを指します。)
発生事象
解約手続き終了後、auショップを出て何気なくiPhoneを見ると、見たことのない画面が表示されました。
今のiPhoneは解約すると、ご丁寧にこんな表示が出るのかと思いつつ、選択肢が[キャンセル][了解]とあるので、キャンセルできるの?と、興味本位で[キャンセル]を選択*1してみたところ、
解約して3G/LTE通信できないため、アクティベーションサーバにアクセスできないと言ってるのだろうと思い、帰宅後WiFi接続した後にやり直すと、
すると、
さっき解約したばかりのSIMなら刺さったままですけど?解約済SIMはダメなのだろうか?
ということで、SIMを抜いてみたり何度か試行してみるも、状況は変わらず。
もちろん解約したのだから、通信可能なauのSIMなんか持ってない。
au回線のmineoのデータSIMなら使っているものの、ひと回り大きいmicroSIMなので挿入できない。
nanoSIMはdocomo系MVNOのso-netの0SIMしか手元に無いので、ダメ元で入れてみたら、
当然ながらダメ。
と言った状態で、解約したiPhoneは使えない置物になってしまったようです。
マジかよ、auもしくはApple最低だな。
不満な点
SIMロック解除義務化前だから、他社SIMが使えないのは仕方ない。そういうものだと事前に解って買っているのだから。
だが、一括で正規購入した端末を、2年間通信契約し遅滞なく利用料金を支払って、JailBreakしたわけでもなく正規利用しているユーザが、解約したら即時に端末を使用不能にするって、何を根拠にそんなことが許されているのでしょうか。
解約したら端末を使用不能にするなんて、契約時にも解約時にも説明受けてないし、契約書の片隅にでもそんなこと書いてあったのだろうか。
個人の所有物を勝手に使用不能にするなんて暴挙は、財産権の侵害、あるいは電子計算機損壊等業務妨害罪に該当しないのでしょうかね。
せめて使用不能になる旨、一言説明があれば激しく不満を抱きつつも、納得したかもしれないのに、こんな不意打ちされたらauは二度と使いたくないし、Apple製品も買いたくない。
補足
検索してみると、au版iPhoneやiPadでは解約した端末をアップデートや初期化したら同様の状態になったという事例が複数見つかった。
だが、私のiPhoneは単に解約しただけで、解約後にアップデートも何もしておらず、解約後即時使用不能パターンの事例は見当たらなかった。
私だけイレギュラーパターンなのだろうか?
ちなみに、解約時に私のiPhoneで動いていたのは最新のiOS9.3だったはず。
アップデートすると使用不能になるのではなくて、新し目のiOSだと、解約後即時使用不能になるのだろうか?
なお、この状態でも、PCに繋げば画像と動画は吸い出せた(ので、この投稿にスクリーンショットが貼れている)。
いわゆるアクティベーションSIMを買えばiPod touch状態で使えるようになるらしいので、取り急ぎポチってみた。
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以上。