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intel、Atomやめるってよ

PC 経済

 intelからのプレスリリースは発表されていないものの、intelAtomをやめるという記事が海外で挙がっているようです。
 とりあえず、Broxtonが打ち切られるのは事実のようですが、そのソースと共に海外記事を紹介します。
 

XDA developers

 「Intelはほとんど或いは全部のAtomのラインアップを打ち切る」的なタイトルの記事が出ています。
Intel Cutting Significant Part, Possibly Entire Atom Lineup
 

Forbs

 上記XDA developersのソースとして掲載されているのが、経済誌のForbsの以下の記事。
www.forbes.com
 経済誌らしく、収益状況などに触れつつも、2ページ目に以下の記述があります。

As a result of these reviews, I learned today that Intel’s senior management has determined that they will be ending their SoFIA projects (specifically 3Gx, LTE, LTE2) as well as their Broxton SoC for smartphones and tablets.

 インテルの上級管理職は、スマートフォンタブレット向けのBroxton SoCと同様に、SoFIAプロジェクトを止めるだろう(will be ending)と決定した(has determined)と書いてあります。
 

Anandtech

 元のXDA developersの記事の更新内容によると、AnandtechとPC Worldの2つのソースにより、SoFIAとBroxtonが打ち切りと確認された(confirmed discontinued)と追記されています。
 そのソースとされるAnandtechの記事はこちら。
Intel's Changing Future: Smartphone SoCs Broxton & SoFIA Officially Cancelled
 タイトルに"Smartphone SoCs Broxton & SoFIA Officially Cancelled"とある通り、公式に打ち切られたようです。
 記事中の、"Intel’s full statement"をから引用すると、

I can confirm that the changes included canceling the Broxton platform as well as SoFIA 3GX, SoFIA LTE and SoFIA LTE2 commercial platforms to enable us to move resources to products that deliver higher returns and advance our strategy. These changes are effective immediately.

 ということで、ざっくり訳すと、SoFIA 3GX/LTE/LTE2と同様に、Broxtonプラットフォームの中止を含む変更が確認され、それはより高い収益を産む製品にリソースを移動し、経営戦略を進められるようにするためだそうです。そして、これらの変更は直ちに実施される(effective immediately)とのこと。さらに4/30付の追記として、

Intel sent along a second message clarifying that Broxton is canceled for both "phones and tablets,"

 とあり、電話向けとタブレット向け、両方のBroxtonが中止になったことが明確にされたようです。
 

PC World

 同じく、XDA developersの記事の更新内容のソースとされたPC Worldの記事はこちら。
www.pcworld.com
 タイトルに"The death of Intel's Atom"で噂のSurface Phoneに黒い影という形で、しれっとAtomが死んだことになっています。
 こちらの記事では、

Intel’s decision was first reported by analyst Patrick Moorhead, and confirmed by IDG News Service and PCWorld. Intel told PCWorld that it plans to kill the “Broxton” Atom platform as well as all the flavors of its SoFIA chips, which combined Atom cores with 3G and LTE modems for smartphones. The company said it will continue to support tablets with a 3G derivative of the SoFIA chip, the older Bay Trail and Cherry Trail, as well as some upcoming Core chips.

 すなわち、「インテルの決定はPatrick Moorheadによって初めて報じられ(注: 上記に掲載したForbsの記事のこと)、IDG News ServiceとPCWorldによって確認された。インテルはPCWorldにBroxton世代のAtomプラットフォームをSoFIAチップ(Atomと組み合わせるスマートフォン用3G/LTEモデム)と同様に打ち切る(kill)計画だとPCWorldに語った。また、古い世代のBay TrailとCherry Trailのタブレットも、これから出るCoreチップのタブレットと同様に、SoFIAチップの派生品でサポートは継続するとも語った。」という感じの内容となっているようです。
 

まとめ

 インテルのプレスリリースとして明確に発表されていないため、情報が錯綜している感があり、タブレットと言っているのはWindowsタブレットも含むのかとか、CheryTrailもやめる説もあったりとか、現時点では不透明な部分も多い状況です。
 少なくとも、Broxtonはタブレットスマホ両方を打ち切り、SoFIA 3GX/LTE/LTE2も打ち切り、という以上のことは続報を待たないと解りません。
 

感想

 金にならないと判断したものはバッサリ切り捨てるのは、いかにもステレオタイプなアメリカ的ですね。
 かつて世界シェアトップだったソーラーバッテリーを切り捨てられずに、お荷物になっているシャープなどの日本企業とは経営判断スピードが全然違う。

 この決定の巻き添え食うメーカーはお気の毒だと思うのですけど、Zenfoneシリーズの大半がAtom搭載だし、ローエンドPC/2in1含めたら、ASUSは大打撃なんじゃないだろうか。
 というか、各社の安価なWindowsタブレットは市場から消え去るのか、今のAtomのポジションにCore Mの価格帯が下りてくるのかどうなるのかもよく解らない。
 intelが退場した後のスマートフォン向けSoC市場は、QualcommMediaTekがシェア争いする感じになるのか、HiSiliconが伸びてくるのか、或いはSamsungが外販に力入れだすのかどうなることやら。




以上。

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