先日、au版iPhone 5sを解約したところ、即時に端末が使用不能になったことを記載しました。
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2年間の拘束期間を満了して通信契約を解約しただけで、端末自体が使用不能になった点について、未だに納得できませんが、Amazonで購入したアクティベーションカードが届いたのでSIMを差し替えてみました。
アクティベーションカード投入
わずか数百円の商品ですが、マーケットプレイス扱いで関東への配送料無料の業者を選んだため、Amazonの全品配送料無料が終了した現在でも、プライム会員でなくても送料無料で購入することができました。
AU iPhone5 専用 純正Nano simカード(0.68mm) アクティベーション〓アクティベートカードactivation
- 出版社/メーカー: 日本gevey〓GPP
- メディア: エレクトロニクス
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郵便で届き、封筒の中にはアクティベーション用SIMカードが裸で入っていました。
iPhone 5sのSIMトレイを開けて、解約済auSIMと入れ替えると、iCloudのパスワード入力画面を経て、解約直前まで使用していた状態のホーム画面が表示されました。
商品名には"au iPhone 5専用"と記述されていますが、Amazonレビューにも記載されていた通りau版iPhone 5sでも機能しました。なお、iOSは現時点で最新のiOS 9.3.1で、その他の詳細な端末情報は以下の通り。
感想
- 特に難しい点は無く、アクティベーションカードに差し替えれば、再度iPhone 5sが使用可能になる。
- 使用不能状態になる直前まで利用していた状態のホーム画面が表示され、アプリや電話帳や写真などのデータも維持されている。解約後にアクティベーションが要求され、何も操作ができなくなったため、そのままの状態で端末を売却するユーザーが居れば簡単に個人情報が漏れそうです(私の場合、端末にパスワード設定をしていたので、アクティベーションカード挿入後にパスワード入力を求められました。パスワード設定していない場合は、何の苦もなく端末内のデータにアクセス可能だと思われます)。
補足
前回の投稿にも記載しましたが、auからもAppleからも何の事前説明もなく、解約に伴い端末を利用不能にされた点については、相変わらず納得がいきません。
契約文書に、解約時に端末を利用不能にできる何らかの条項が潜んでいたのかもと疑ってもいましたが、どうやらそんなこともなさそうです。
- iPhoneの箱に必要条件が明示されていたが、解約すると端末が使用不能になる旨の記述は無い。
必要条件:携帯電話サービスプラン(契約終了後もサービスプロバイダやローミングの切り替えが制限されることがあります)
⇒SIMロックの事を指している文言にしか読めない。
- 解約時に渡された「au通信サービス解約通知書 兼 お客様控 <<重要事項のご案内>>」にも、解約すると端末が使用不能になる旨の記述は無い。
「解約」とは、au通信サービスを解除することで、利用権が消滅することをいいます。
⇒曖昧な表現であるが、常識的には「利用権が消滅」のかかる言葉は「au通信サービス」を指していると考えられ、一括購入した端末の利用権が消滅するとは考えにくい。
ということで、契約に従って使用不能にされたわけでもなく、所有者に無断で一方的に端末を使用不能する行為は、財産権の侵害として器物損壊罪や電子計算機損壊等業務妨害罪に該当するのではないか、という思いが一層強まったのです。
別に告訴する気も無いし、面倒なクレームつける気も無いですが、もうauとは契約しないし、Apple製品も少なくともキャリア版iPhoneを買うことは無いでしょう。
以上。