音声通話に使う端末をガラケーに戻しました。
今では普通の音声通話を利用する機会は少ないですが、バッテリーが警告(赤色)表示になるまで、2週間以上も充電せずに持ちました。(ちなみに、ゴールデンウィーク中の、長距離移動や高速移動も含め、多少の通話も行った上での実績です。)
※この間にガラケーではパケット通信(i-mode)やカメラなどの機能は全く使用していません(MVNOのデータ専用SIMを刺したスマートフォンを併用)。
同様の運用を検討されている方には参考になるかもしれませんので、再利用にあたって気付いた事項等を記載します。
使用端末
手元に古いガラケー端末は複数あるのですが、その中でも最小のSO902iを再利用することにしました。
古い端末のため修理受付は終了しており、故障しても修理できない点には注意が必要です(90xシリーズは全て修理不能、新型番でもFOMAの多くは修理受付終了している模様)。
修理受付対応状況 | お客様サポート | NTTドコモ
修理受付していないということは外装交換もできないため、たとえ壊れていなくてもボロボロにしてしまうと、残念な見た目をどうにかすることはできません。
なお、分解してしまうと電波法に抵触するため、自力で塗装するのも困難だと思います。
SIMカード
私が直前までこのSIMを刺していたのは、ドコモ最後の東芝Tシリーズ、或いは最後のREGZA PhoneとなったT-02Dです。
T-02DはmicroSIMとなっており、そのままではSO902iの通常サイズのSIMスロットには刺さりません。
このため、SIMアダプタを介してSO902iに挿入しています。
バッテリー
前述の通り、私の個体はバッテリーの劣化を感じさせないパフォーマンスです。
しかし、交換用バッテリー(SO01)を入手しようと思っても、既にdocomoでの取り扱いは終了しており、購入できないようです。
非公式ながら、au向けSONY端末のバッテリー(64SOUAA)が互換性があるようで、こちらはまだ流通しているようです。
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充電ケーブル
以前は100円ショップでよく見かけましたが、USBから充電できるタイプの充電ケーブルの流通量が当然ながら減っているようです。
たまたま在庫切れだったのかもしれませんが、複数店舗探したところ1個残っていました。
オンラインで探せば割高ながらもまだ普通に買えそうです。
コアウェーブ FOMA用USB充電ケーブル リールタイプ CW-151F
- 出版社/メーカー: コアウェーブ株式会社
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その他
- SO902iを現役で使っていたころは、これほどバッテリーが長持ちした記憶は無い。メールやらパケット通信(と、その間の画面表示のバックライト)に大半の電力を使っていたのだと思われる。
- おサイフケータイ機能は、MVNO運用のスマートフォン側に維持することで通信料金を節約可能。
- 個人的にはスマートフォンの複数台所持より、ガラケー+スマートフォンの2台持ちの方が端末の邪魔感が少ない。
- 902iでは古すぎて緊急地震速報に対応していない。下記発表によると、ドコモ端末の場合905i/705iシリーズから対応したらしい。
報道発表資料 : 緊急速報「エリアメール」を提供開始 | お知らせ | NTTドコモ
以上。