音声端末をガラケーに戻した

 音声通話に使う端末をガラケーに戻しました。
 今では普通の音声通話を利用する機会は少ないですが、バッテリーが警告(赤色)表示になるまで、2週間以上も充電せずに持ちました。(ちなみに、ゴールデンウィーク中の、長距離移動や高速移動も含め、多少の通話も行った上での実績です。)
 ※この間にガラケーではパケット通信(i-mode)やカメラなどの機能は全く使用していません(MVNOのデータ専用SIMを刺したスマートフォンを併用)。

 同様の運用を検討されている方には参考になるかもしれませんので、再利用にあたって気付いた事項等を記載します。
 

使用端末

 手元に古いガラケー端末は複数あるのですが、その中でも最小のSO902iを再利用することにしました。
f:id:kachine:20160601002216j:plain
 古い端末のため修理受付は終了しており、故障しても修理できない点には注意が必要です(90xシリーズは全て修理不能、新型番でもFOMAの多くは修理受付終了している模様)。
修理受付対応状況 | お客様サポート | NTTドコモ
 修理受付していないということは外装交換もできないため、たとえ壊れていなくてもボロボロにしてしまうと、残念な見た目をどうにかすることはできません。
 なお、分解してしまうと電波法に抵触するため、自力で塗装するのも困難だと思います。
 

SIMカード

 私が直前までこのSIMを刺していたのは、ドコモ最後の東芝Tシリーズ、或いは最後のREGZA PhoneとなったT-02Dです。
 T-02DはmicroSIMとなっており、そのままではSO902iの通常サイズのSIMスロットには刺さりません。
 このため、SIMアダプタを介してSO902iに挿入しています。

 

バッテリー

 前述の通り、私の個体はバッテリーの劣化を感じさせないパフォーマンスです。
 しかし、交換用バッテリー(SO01)を入手しようと思っても、既にdocomoでの取り扱いは終了しており、購入できないようです。
 非公式ながら、au向けSONY端末のバッテリー(64SOUAA)が互換性があるようで、こちらはまだ流通しているようです。

au純正品 電池パック 64SOUAA

au純正品 電池パック 64SOUAA

※非公式のため保証はできませんがdocomo向けのSO01、SO02とau向けの43SOUAA、32SOUAAの4つが互換性あるようです。
 

充電ケーブル

 以前は100円ショップでよく見かけましたが、USBから充電できるタイプの充電ケーブルの流通量が当然ながら減っているようです。
 たまたま在庫切れだったのかもしれませんが、複数店舗探したところ1個残っていました。
 オンラインで探せば割高ながらもまだ普通に買えそうです。

コアウェーブ FOMA用USB充電ケーブル リールタイプ CW-151F

コアウェーブ FOMA用USB充電ケーブル リールタイプ CW-151F

※音声専用運用のガラケーは前述の通り驚異的なバッテリ寿命なので、劣化していなければ充電ケーブルを持ち歩く必要はないかもしれません。
 

その他

報道発表資料 : 緊急速報「エリアメール」を提供開始 | お知らせ | NTTドコモ
 



以上。