読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

eSATA/USB3.0対応HDDケースCSS25EU3BK6Gを買った

PC

 eSATAとUSB3.0に両対応した2.5インチHDD/SSDケースのセンチュリーのCSS25EU3BK6G*1を購入しました。

 USB3.0の普及以前は、外部ストレージを接続するUSB2.0より高速なインタフェースとして、eSATAを採用した製品が今より多かったように思います。
 ですが、理論上eSATAより高速なUSB3.0の登場により、ストレージしか接続できないeSATAを積極的に搭載する必然性は少なく、eSATA搭載PC本体の新製品を見かけることもほとんど無くなりました。
 HDDケースも過去にはUSB2.0とeSATAに対応したものが多様なメーカーから流通していたように思いますが、現在USB3.0とeSATAの両方に対応した製品は極端に少ないようです。

 eSATA搭載機とUSB3.0搭載機との間での大量データ受け渡しを目的として、eSATA/USB3.0両対応のHDDケースを探したのですが、碌に比較対象も無くCSS25EU3BK6Gを選定することになりました。

センチュリー シンプルBOX2.5 USB3.0+eSATA SATA6G CSS25EU3BK6G

センチュリー シンプルBOX2.5 USB3.0+eSATA SATA6G CSS25EU3BK6G

 

対応機種

OS

 メーカーサイトの対応OSの欄にはWindows 10は明記されていません。が、製品画像の下にだけはWin10アイコンが追加されている不思議な状態となっています。
シンプルBOX2.5 USB3.0+eSATA SATA6G(CSS25EU3BK6G)|センチュリー(CENTURY)
 外箱にもWindows 8/7/Vistaと印字されているだけで、Windows10対応のシールが貼られたりもしていません。
f:id:kachine:20160629044443j:plain
 手持ちのWindows 10搭載機ではeSATA(TOSHIBA dynabook R731/D)、USB3.0(ASUS TAICHI21)共に動作することが確認できています。
 

USBホストコントローラ

 インテルルネサス(旧NEC)以外にも対応が明示されており、意外と幅広く検証されているようです。
 PCカードで増設したUSBポートは不可と明示されているのは、PCカードの転送速度がUSB3.0に満たないためボトルネックとなるためでしょう。
f:id:kachine:20160629030929j:plain
 

外観

 触った感覚ではプラスチッキーな素材のようです。
 但し、上面のみヘアライン風の加工が為されており、丁度dynabook R731/Dのトップパネルと同じような雰囲気となっています。
f:id:kachine:20160629031055j:plain
 裏面にゴム足的なものは付いていないので、ノートPCの上に載せたまま部屋を移動するような事をすれば、滑って落下させてしまう危険性が高そうです。

 なお、コネクタはeSATA、USBに加えて5VのDC入力端子が付いています。
 eSATA接続時や、USB2.0で電力不足の際は、5V電源を接続する必要があります(USB端子から5V供給用の電源ケーブルが同梱されています)。
 曲者なのはUSB端子で、HDDケース側にUSB3.0のBタイプやmicro Bではなく、Aタイプの端子が付いています。要するにPC側のUSB端子と同じ端子が付いており、一般的なUSBケーブルで接続することができません(両端がUSB3.0 Aコネクタの変則的なケーブルが同梱されています)。
 

パフォーマンス:ファイルコピー時(ASUS TAICHI21で検証)

【参考】市販のUSB3.0接続HDD

 USB3.0接続のHDD(ドライブ不明)への単純ファイルコピー時。
f:id:kachine:20160629061439p:plain
 キャプチャした瞬間は65.6MB/s。
 

CSS25EU3BK6GをUSB3.0接続時

 手持ちで余っていたSSDSA2M040G2GC(INTEL X25Mの廉価版X25Vシリーズの40GB SSD)を装着し、単純にファイルコピーを行った場合。
f:id:kachine:20160629060941p:plain
 キャプチャした瞬間は37.4MB/sと出ているけれど…速くない、というか遅い。
 このSSD単体のベンチマーク結果としても遅いのはもちろん、USB3.0接続のHDDと比較しても完敗…何故だ。
 (とりあえずはLightroomの書き出し先ドライブとして使う予定で、これがボトルネックにはならなさそうなので突っ込んで調べるつもりはあまりない。)
 

パフォーマンス:バッチ処理時(TOSHIBA dynabook R731/Dで検証)

【参考】市販のUSB2.0接続HDD

 USB2.0接続のHDD(USB3.0対応だが、PC本体がUSB2.0)に記録された画像ファイル群をバッチ処理にかけた場合。
f:id:kachine:20160629063355p:plain
 ディスクが比較的高負荷状態で、CPUが遊んでしまっている。
 これが企業向けシステムなら、プロセッサへの過剰投資ではないかと突っ込まれかねない。そうではなくて実態はI/O性能要求の見積りが誤っているため、ストレージ増強費用が必要だなんて言えば怒られる。
 

CSS25EU3BK6GをeSATA接続時

 SSDSA2M040G2GCを装着し、このドライブ上に記録された画像ファイル群を同様のバッチ処理にかけた場合。
f:id:kachine:20160629061914p:plain
 ディスク2と表示されているドライブがX25Vだが、ディスクI/Oには余裕があり、CPUがほぼフル稼働している状態。
 私の用途では理想的な状態で、USB3.0が使えないマシンならeSATAは今でも有益なことが確認できます。
 

その他

 マシン(eSATAコントローラ?)に依存するようではあるものの、eSATAデバイスはUSBのように電源投入したまま取り外しができない製品もあるようです。
 幸いなことに、dynabook R731/D(Windows 10 Upgrade)ではUSBデバイスと同様にCSS25EU3BK6Gの取り外しが可能でした。
f:id:kachine:20160629065755p:plain 
 



以上。

*1:正式な製品名は「シンプルBOX2.5 USB3.0+eSATA SATA6G」だと思うのですが、長いので型番のCSS25EU3BK6Gで表記