昨夜(と言っても日付が変わって今日の深夜2時前位まで)、営業終了後の東京スカイツリーで謎のライティングが点灯していることに気付きました。そんな深夜に何故気付けたかと言えば、ポケモンGoのおかげだったりするのですが。
というわけで、急遽撮影スポットまで足を伸ばして撮ってみました。
以下のような「白と赤のライティング(仮称)」と「緑と黄のライティング(仮称)」の2種類のライティングが点灯されていました。
(2016/8/3追記ここから)
※8/2に「リオ オリンピック期間中の特別ライティング」として正式発表されました
日本オリンピック委員会、日本パラリンピック委員会主催事業 リオ オリンピック・パラリンピック期間中に特別ライティングを点灯します! | お知らせ | 東京スカイツリー TOKYO SKYTREE
(2016/8/3追記ここまで)
何のライティング?
白色やRGBの原色だけの点灯パターンではないため、照明機材の定期点検的なものではなく、恐らく新規ライティングの点灯試験だと想像されます。
ちなみに、東京スカイツリーのライティング予定は、先1週間分がWebに掲載されていますが、本日時点で確認可能な8/4までは通常の粋・雅となっています。
ライティング情報 | 東京スカイツリー TOKYO SKYTREE
同じくニュースリリースなども探してみたのですが、特に新規ライティングについての発表は現時点では掲載されていません。
ということで、実際何なのかは解りませんが、ちょっと考えてみたら解った気がします。
(2016/8/3更新ここから)
以下の予想が正解かどうかは、オリンピックが始まるまでに判るでしょう。
- 8/5からリオデジャネイロで開催される国際的なスポーツイベントの開催国の国旗(ブラジル国旗)をイメージしたものが、「緑と黄のライティング(仮称)」?
- 日本の選手がメダルを獲得した際に祝賀の意味を込めて日の丸(日本国旗)をイメージしたものが、「白と赤のライティング(仮称)」?
8/2付で「リオ オリンピック期間中の特別ライティング」として正式発表されました。
- ブラジル国旗をイメージしたライティング
- 日本国旗をイメージしたライティング
だそうで、ほぼ予想通りだったようです。
但し、日本選手がメダルを獲得した際に「日本国旗をイメージしたライティング」が点灯するのではなく、その場合は「金メダルをイメージしたライティング」が点灯するそうです。これは過去にも点灯したことがあるので、今回の試験点灯には含まれなかったのだと思われます。
ニュースリリースより引用すると、点灯パターン及びスケジュールは以下の通り。
(1)8月4日(木) および 9月6日(火)
ブラジル国旗をイメージしたデザインのライティングを点灯。
(2)8月5日(金)~8月22日(月)および9月7日(水)~9月19日(月)
<通常時>
ブラジル国旗をイメージしたライティングから点灯します。以降は約30分おきにブラジル国旗をイメージしたライティングと日本国旗をイメージしたライティングを交互に点灯します。
<日本代表選手が金メダルを獲得した当日の夜>
金メダル獲得時から最も近い日本時間の夜に、2013年の公募によりデザインされた特別ライティングを、金メダルをイメージしたライティングとして点灯します。
(2016/8/3更新ここまで)
特徴
ちなみに写真では伝わりませんが、各ライティングの現物は点灯・消灯の際のシーケンスが凝っていたり、交点照明がブリンクしていたり、スカイツリーの特別ライティングでよく見られるような動的な要素があります。
例えば「白と赤のライティング(仮称)」の点灯時には、日が昇るように赤色が塔の下部から上昇しつつ、上下を白色で挟むといった演出が加えられています。
この時間軸での変化も記録に収めようとするならば、絞りを開いて相当な高感度で連射あるいは動画撮影する必要があり、夜景だから低感度で絞って長時間露光という定石は通用しません。
(東京スカイツリーのライティング用LEDを手掛けているのも、4K Photoを提唱しているのもPanasonicですから、上手にマーケティングに生かせばいいのにと思うのですけどね。)