Zenfone 2 Laserのau VoLTE対応アップデートで技適証明番号が変わった等

　ASUS Japanより以下のプレスリリースが発表されました。
ZenFone2 Laser(ZE500KL)でau VoLTE対応SIMカードが使用可に

　au VoLTE対応SIMは持っていませんが、アップデート通知が来たので導入しました。
　

更新内容

　発表通りのau VoLTE対応だけではなく、大きく5点の改善が行われているようです。

1. au VoLTEへの対応
2. APN情報を更新
3. Googleセキュリティパッチの更新(QuadRooter)
4. カメラのシャッター音を調整
5. GPS機能を修正

　

更新

　再起動を伴い、以下のダイアログが表示されれば更新が完了です。

　
　

端末情報

　更新前後の端末情報を比較してみると以下の通り変化しています。

セキュリティパッチ

2016年8月1日 ⇒ 2016年10月1日

バージョン

JP_13.10.10.34_20160715 ⇒ JP_13.10.11.5_20160929

※細かなところでは「システム更新」が「システムアップデート」に名称が変わっています。

技適周り

　au VoLTEにも対応することで技適周りにも更新があるのではと思ったら、やはり変わっています。

技術基準適合証明番号

201-150138 ⇒ 003-160021

技術基準適合認定(設計認証)

AD15-0029201 ⇒ ADF160128003

　ところで、総務省の技適証明番号を参照すると、新番号の方は「工事設計認証を受けた特定無線設備の種別」が従来とは異なるし、認証されている内容(電波の型式、周波数及び空中線電力)も減っているように見えるのですが、両番号の併記では無くて新番号だけでいいんでしょうかね(或いは今回のファームウェア更新に伴い、実際に利用可能な電波も減らしたとか)？
技術基準適合証明等を受けた機器の検索(201-150138)
技術基準適合証明等を受けた機器の検索(003-160021)

　

その他

　更新内容に書かれていた点を軽く確認してみると、以下の通り

1. APN情報にLINEモバイルがプリセットされた
2. 標準カメラアプリのシャッター音がとても小さくなったが、AF音は(従来よりは小さくなったような気もするが)相変わらず煩い
3. GPSの変化は特に体感できていない
4. auVoLTE対応SIMは持っていないため、au VoLTE周りについては未確認

以上。