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2016年版カメラ系海外通販のBlackFridayセール

機材 経済

 日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、今年もBlack Friday/Cyber Mondayの時期になりました。かなり割安な出物が見つかることも多く、個人的には例年何かしら購入していることが多いセールですが、今年の状況を紹介したいと思います(いずれも表記の価格は記載時点のもの)。
 

Panasonic DMC-G7レンズキット(14-42mm)

 日本国内ではG7はボディまたは14-140mmの高倍率レンズキットしか設定がありませんが、米国市場では14-42mmのレンズキットが存在します。このレンズキットが安価に売られているようです。

販売店 価格 備考
Adorama 497.99 USD 50USDのAdoramaのギフトカード付
B&H Photo Video 497.99 USD 50USDのB&Hのギフトカード付

 例年、何かしらPanasonicのカメラ製品が安価に(かつ両店で同じ価格で)放出されていることから見て、メーカー協賛なのだと想像されますが、今年はG7が目玉商材のようです。G8がリリースされたこともあり、在庫処分の意味合いもあるのでしょうけれど、4K撮影対応のレンズ交換式カメラとしては最安であり、なかなか魅力的なのではないでしょうか。ちなみに海外市場のPanasonicのカメラは基本的に日本語メニュー表示ができませんので、ご注意ください。
 なお、14-42mmのレンズは必要ないし、国内版のG7ボディが安価に欲しいという方は、ヤフオクなどで流通しているレンズキットからレンズを取り除いて売られているボディが比較的安価でいいかもしれません。
 

SONY α6000ボディ

 APS-Cのαシリーズはα6000以降、α6300、α6500と後継機がリリースされていますが、α6000の新色グラファイトグレーが来月(12/2)に発売予定というよく解らない製品サイクルとなっています。国内大手量販店では6万5千円前後で販売されていることから考えると、かなり大幅に安く販売されているようです。

販売店 価格 備考
Adorama 398 USD 在庫切れ(注文可能)
B&H Photo Video 398 USD 在庫切れ(注文可能)※TOP SELLER表記有

 この値段ならバカ売れするんでしょうね。両店ともに、BackOrdered*1になっています。
 

Canon Portrait & Travel 2 Lens Kit w/EF 50mm f/1.8 STM & EF-S 10-18mm f/4.5-5.6

 Canonの交換レンズ、単焦点のEF 50mm f/1.8 STMと、超広角のEF-S 10-18mm f/4.5-5.6 IS STMのセット売りパッケージ。

販売店 価格 備考
Adorama 319 USD -
B&H Photo Video 319 USD -

 日本国内ではセット売りパッケージは見かけませんが、この程度の価格で流通させられるのなら、標準ズームからステップアップしたい初心者向け需要はありそうですけどね。
 

Yi M1

 以下の投稿で紹介したXiaomi系のYiが手掛ける、数カ月前に発売されたばかりのマイクロフォーサーズのカメラも割り引かれています。 
Xiaomiがマイクロフォーサーズでミラーレスカメラに参入していた - 記憶は人なり

販売店 価格 備考
GearBest 402.59 USD 12-40mm F3.5-5.6レンズキット
GearBest 539.99 USD 12-40mm F3.5-5.6/42.5mm F1.8ダブルレンズキット

 通常価格でもSONY製20MPイメージセンサのIMX269を搭載し、4K撮影対応という点だけを見れば安価なのですが、ミラーレスカメラ初参入でAF性能等がどの程度の実力なのか未知数で個人的には手を出していませんでした。が、今回のセール価格に耐えきれず注文してしまいました。到着までしばらくかかるのですが、どんなもんか楽しみです。
 

雑感

 米大統領選以降乱高下したドル円相場が円安方向に振れているため、円換算するとそれほど割安な商品は多くない感じがするのが、今年の特徴でしょうか。
 また、昨年まではAdoramaとB&Hと揃って、Samsung NXシリーズが何かしらセール品に含まれていた記憶があるのですが、今年は両店ともにセール品がありません。そういえば、昨年末ごろにSamsungのミラーレスをNikonが買収するような噂話が持ち上がって、否定されたような話があったような気がします。セールでばら撒いてシェア獲得を目指さないことや、2015年2月発表のNX3300以降新モデルが登場していないことを踏まえると、経営的判断としてSamsungはこの分野から手を引こうとしているのかもしれませんね。わざわざNX100とNX miniを輸入してまで買ってみたユーザーとしては残念ですが、同時期の他社製品より特別優れた点もほとんど感じられず、正常に市場淘汰された結果と見るのが妥当かもしれません。とは言え、イメージセンサ市場でSONY無双に立ち向かえる企業がなくなってしまうと、技術的停滞や価格高騰が懸念されるため考え物です。
 逆に、市場縮小が報じられるカメラ市場に新規参入してきたXiaomi(というかYi)はチャレンジングな決断がよくできたなと思います。反面、Yiが生き残るのは簡単ではないはずで、戦略としてはシンプルにOlympus/Panasonicの客を奪うか、Xiaomiを始めとするスマートフォンユーザをカメラ専用機にいかに引きずり込めるかの2点に掛かっているとも言えるでしょう。
 



以上。

*1:注文可能でも後日キャンセルされた経験があるので、今から確実に購入可能かは不明確かもしれません。