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認識されなくなったUSBフラッシュメモリを分解した

 USB3.0接続のUSBフラッシュメモリが認識されなくなりました。値段だけでノーブランドの同じ製品を2つ購入したのですが、どちらも十数回使用しただけで壊れました。

 1つは複合機でスキャンした画像を保存していたら突然エラーになり、PCに繋いでもディスク領域が認識されない状態となりました。もう1つはPCだけで利用していましたが、やはり突然ディスク領域が認識されなくなりました。
 なおここで「ディスク領域が認識されない」と言っているのは、Windows上でUSBの取り外しには現れるが、ドライブとして認識されないし、ディスクの管理から確認しても該当するボリュームが無いという状態を指しています。恐らくコントローラは生きており、フラッシュメモリだけが死んだのだと思われます。

 ということで、どんな粗悪なフラッシュメモリが使用されていたのか見るために分解してみました。
 

基板(表)

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 右側にIS917と刻印されたチップがあります。これはInnostor Technology CorporationのUSB3.0 Flash Disk Controllerだそうです。
IS917 USB3.0 Flash Disk Controller Specification(PDF)

 左側にはDynet D27UCG8T2BTRと刻印されたフラッシュメモリが配置されています。Dynetって聞いたことないのですが、調べてみても該当する半導体製造企業は見付けられず。型番まで含めて検索するとロシア語や中国語でいくつかのページがヒットしますが、機械翻訳にかけてみると動かないとか、書き込みエラーとか、Fakeとかいった酷い内容ばかりでまともなチップではなさそうに感じます。
 

基板(裏)

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 裏面にもフラッシュメモリを搭載できるパターンが用意されています。容量倍のバリエーション展開も容易にできるように設計されているようです。
 

 ロット不良を掴んだのか、たまたま個体不良を2つも掴んでしまっただけなのかは判りません。が、安物買いの銭失いではなく、データまで失ったのでノーブランドのストレージ製品の購入は控えようと思いました。
 



以上。