今年2017年3月22に海上自衛隊の護衛艦「かが」(DDH-184)が就役しました。ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)であり、いずも型護衛艦の二番艦でもあります。
一番艦の「いずも」が横須賀の所属であるのに対し、「かが」は広島県の呉基地の所属となることが報道されており、関東ではなかなか目にする機会は無さそうです。が、JMUの横浜磯子工場で建造されたため、呉に回航される前に数日だけ横須賀に居たそうです。
このため、3月末に慌てて見に行った際の記録です。
いつまで横須賀に?
「かが」がいつまで横須賀に停泊しているかは公開されていないため、行ってみないと見れるか判りませんでした。当時Twitter等を検索しても、既に出港したという情報は無く、かと言ってまだ停泊しているという情報もありませんでした。AIS情報を参照しても自衛隊艦船は通常AISを発信していないので、「かが」がどこにいるのかは判らず。そんなわけで、ダメ元でとりあえず行ってみることにしました。
横須賀が間近になると電車内から巨大な船体が見えたため、間に合った!と思ったのです。
が、いざ電車を降りて近づいてみると、船体に記されている番号は183。そこにいたのは「いずも」(DDH-183)でした。
近くには居たっぽい
横須賀まで来た意味が失われたと思いつつ、いずもや潜水艦を眺めたり写真を撮ったりしていました。
沖からやってきたボートを何気なく撮ったのですが、このボートに記された名前が「かが02」であることをPCで現像してから気づきました。
どうやら護衛艦「かが」に搭載されている内火艇のようです。「いずも」の前を通過していきました。
しばらくしてから沖方向に帰艦していきました。左舷側には無かった緩衝材のようなものが、右舷側には備わっているのが確認できます*1。
内火艇単独で長距離を航行してきたとは考えにくいため、当時はまだ横須賀近海に「かが」は居たのだと推測されます。
かが本体を見れなかったのは残念でしたが、内火艇が航行しているのを見れたのは運が良かったのかもしれません。
以上。