楽天モバイルの解約手順

 楽天モバイルに特に大きな不満は感じていません。が、解約しました。
 というのも、新たに楽天モバイルでarrows M03を新規契約したため、既に楽天モバイルで契約していた回線が不要となったため。

 そういった意味では、既存ユーザ向けの端末機種変更の価格と、新規契約時の端末価格の差異が不満だとも言えますが、それは長年にわたり通常のキャリアも同じことでした。
 とは言っても、私の場合は音声無しのデータSIMの契約でしたので、別回線を新規契約して既存回線を解約して電話番号が変わってしまっても何の不便も無く、若干の手続きが増える以外には特にデメリットを感じません。

 以下、超絶に縦方向に長いスクリーンショットが多いですが、解約手順を紹介します。
 

解約手順

1. メンバーズステーションにログイン
 楽天アカウントでログインした場合、複数の回線契約があると、どの回線に対してのログインなのかを予め選択するようになっています。
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2. 超絶に長いメニュー画面の中程の右側下部にある[楽天モバイル解約申請]を押下
 メニューそのもの以外に、キャンペーンバナーやら注意事項的な文言など、メニュー画面に雑多な内容をぶち込み過ぎていて、情報過多な画面構成と感じるのは私だけでしょうか。


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3. 楽天モバイルの解約手続き画面で、注意事項を確認したうえ、[契約解除手数料について確認し同意いたしました。]をチェックし、[解約手続きに進む]を押下
 最上部に赤字で「まだ解約は受付けされておりません。」の文言が表示されていますが、このあと何回も目にすることになります。


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 解約に際し重要なことはだいたいこの画面にまとまっていると思います。さらに要約するなら以下のような感じでしょうか。

  • 毎月15日までの解約申請なら、当月末で解約できるけどそれ以降は翌月末に解約。
    • いずれにせよ月末で解約だから料金の日割り計算はしませんよ。
  • SIMカードの返却先はユーザによって違うから注意してね。

 なお、[契約解除手数料(解約)に関しての詳細はこちら]のリンクの遷移先は以下のページとなっています。最低利用期間の設定されたプランやキャンペーンを利用していたユーザは、条件によって違約金が発生する可能性が有りますのでこちらも併せて確認必須です。
楽天モバイル:料金
 

4. ご解約手続きの前に画面で、最下部右側の[解約、MNPのお手続き方法を見る]を押下
 超絶長いページですが、いわゆる引き留め工作をする為に挟まれているだけなので、解約すると決めた後のユーザにはほぼ無用の長物でしょう。
 ちなみにこのページのURL末尾は"info_cancel_line/prevent"となっています。解約阻止のためのページだと露骨に判りますね。


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5. ご解約手続きの前に画面で、最下部の[楽天モバイル解約申請画面に進む]を押下
 さっきも同じページを見たような気がすると思いつつ、超絶長いページをスクロールすると、最下部のボタンだけ変わっています。
 このページのURLも直前と同じ"info_cancel_line/prevent"となっていますので、実は前画面から遷移してなくて引き留め工作のためだけにJavascript等でボタンの活性/非活性を制御しているだけのようです(それなのに、一旦画面最上部まで強制的にスクロール位置を戻して下さるので、同じ引き留め工作の内容ですが見落とすことが無いようにご親切に2回もご提案いただけるのです)。


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6. 楽天モバイルの解約のアンケート画面で、アンケートに回答し最下部の[この内容で解約申請する]を押下
 このページも長いですが、これまでのページとは異なり回答の選択肢が並んでいるからで、長いなりの必然性はあるのです。


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7. 楽天モバイルの解約申請画面で、内容を確認の上、最下部の[確認画面へ]を押下


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8. 楽天モバイルの解約申請 申し込み確認画面で、内容を確認の上、最下部の[お申込み]を押下


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9. 楽天モバイルの解約申請 申し込み完了画面が表示される
 ここまで到達すると、合計6回も表示されていた「まだ解約は受付けされておりません。」ではなく、「解約申請手続きを受け付けいたしました。」の文言が表示されます。長い道のりでしたが解約までたどり着けました。
 ちなみにこのページのURLは"info_cancel_line/thanks"となっていますが、画面中には「これまでのご利用ありがとうございました。」的な文言はありません。


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 画面遷移の途中でも表示されていましたが、SIMカードの返却先がユーザーごとに異なるため、「メンバーズステーションのページ下部【登録情報・設定変更】内にある【ご契約さま情報】」を確認することにします。
 楽天モバイルの解約申請申込完了画面最下部の[メンバーステーショントップへ]を押下すると、以下のページに遷移しました。
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 楽天モバイルではなく、楽天ブロードバンドのロゴが表示された「URLが変更となりました」ページです。ページ最下部の著作権表示もこれまでの"Rakuten, Inc."ではなく、"Rakuten Communications Corp."となっており、グループ会社とは言え、別会社じゃないですか。
 解約システムのリンクは修正しないんですかね(ついでに、"info_cancel_line/prevent"ページも要らないけど)?
 

補. ご契約者さま情報画面
 改めて、楽天モバイルトップからメンバーズステーションにログインし直してから遷移したご契約者さま情報画面です。
 ここの上段中央付近に「申込種別」が表示されています。私の場合は007だったので、先のページの案内に従って東京都港区赤坂の返却先になるようです。


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雑感

 冒頭にも記載しましたが、楽天モバイルの回線そのものには特に不満は感じていませんでしたが、解約画面は良くない意味で楽天らしさを感じました。
 それでも、端末価格は比較的安価ですし、楽天ポイントを貯めている人なら月々の支払いにも充当できますし、MVNO回線を検討している人には有力な選択肢の一つだと思います。
 私は今回解約した回線とは別に、arrows M03の購入と共に楽天モバイル回線を新規契約しましたが、他社が強力な施策を打ち出すなどしない限りは、今後も楽天モバイルの使用を続けるつもりです。


 



以上。