arrows M03のダメな点

 以下の記事でarrows M03を購入したことを紹介しました。
wave.hatenablog.com

 約1カ月ほど使い込んでみて判ってきた、arrows M03のダメな点をまとめておきます。
 

 予め記載しておきますが、先述の投稿に記載した「特に大きな不満も無く総じて満足」という感想に変わりはありません。
 概ね満足しているのに、いまいちな点を挙げますので、重箱の隅系の粗探しに近いように思われるかもしれませんが、特に他意はありません。
 

  • バッテリの充電が遅い/消費電力が多い?
  • バッテリ残量低下時にパフォーマンスが著しく悪いことがある(省電力設定はデフォルト)
    • ポケモンGo使用時ではバッテリ残量が30%を下回ると位置追従が怪しくなったりタッチパネル操作が挙動不審になりがち。
  • USBホスト機能が無い
    • スペックには何も明示されていませんがarrows M03はUSBホスト非対応のようで、USBフラッシュメモリを接続しても無反応ですし、SDRのためにチューナーを接続しても使えません。
  • Bluetoothの挙動がおかしいことがある
    • Bluetoothスピーカーとのペアリングを試みたところ、M03側ではペアリング完了表示になるものの、スピーカー側がペアリング完了状態になりませんでした。ペアリング解除とスピーカーの電源再投入を何度か試行したものの状態は変わりませんでした。が、M03を再起動したところ1発でペアリング成功しました。

 

 今となってはローエンドに近づきつつあるSnapdragon410搭載のミッドレンジ端末のため、ポケモンGoのようなアプリは厳しいパフォーマンスです。
 一方では、日常的に使うメールやLINEなどのコミュニケーションツールや地図や乗換案内などの動作には何の不満もありません。何よりおサイフケータイに対応しているため、普段使いに丁度いい端末だと思います。

 なお、後継のarrows M04が発売されましたが、先代のarrows M02からの3世代で一貫してSnapdragon410を搭載しているため、必ずしも新しいから高性能とはなりません(OSやプロセッサ以外のコンポーネントが新しくなっていたりしますが)。故に、性能そこそこで、普通に使える安価な端末という意味では今ならコストパフォーマンス的にM03の方が優れていると言えるのではないでしょうか。

 



以上。

*1:モバイルバッテリによってはM03のバッテリ残量が低下し続ける製品と、最初は増加しつつも途中から低下に転じる製品とがあります。

*2:arrows M03はQuick Charge対応とは明示されていないながらも、docomo版のF-03Hでは急速充電2ことQuick Charge 2.0対応のACアダプタ05がオプションとして掲載されています。