GM1Sの互換バッテリー仕様感(続)

 GM1SのDMW-BLH7互換バッテリについて、先日も以下の投稿をしました。私が以前購入した互換品は、容量的な不満は感じないものの、残量が無くなった際にSDカードに記録中の場合でも突然電源が落ち、データが失われることがあるという趣旨の内容です。
wave.hatenablog.com


 これに懲りずに別メーカの互換品を購入したので、改めて使用感を紹介します。購入したのは以下の製品で、2個セットの方を購入しました(先日の投稿にも記した通り、非純正バッテリの使用を推奨するものではありません)。



使用感

 今回購入した互換バッテリは、まだ使用開始して間もないのですが、少なくとも初期状態としては純正同等の容量がある感じで使えています。また、気になる残容量が無くなった際の挙動ですが、純正品と同等の挙動でした。すなわち、容量が無くなったことがカメラ側で検出されると、記録中の画像が保存された後、新規撮影ができなくなります。

DMW-BLH7E?

 純正型番のDMW-BLH7互換ではなく、DMW-BLH7E互換という趣旨のラベル表示がされています。検索しても、そのような型番のPanasonic純正バッテリは存在しないようです。軽く調べてみたところアメリカやドイツなど、国外で販売されている海外版GM1の純正バッテリのラベル表示がDMW-BLH7Eとなっているものの、型番としてはDMW-BLH7ということらしいです。恐らく製品管理上、ExportかEnglishかEUかそんな感じのポストフィクスを付与しているのでしょう。なお、DMW-BLH7E表示の純正バッテリを見ると、国内版とは異なり表面に日本語表記はありません。が、PSEマークはしっかり付いているので、国内版と海外版を作り分けるコストなんてかけずに、純正品を安価に供給して欲しいと思うんですけどね。

その他

 今回購入した互換バッテリにはPSEマークが表示されているものの、会社名の表示がありません(以前購入したものにはPSEマークも会社名表示もあります)。が、ATTOZEN®というブランド名(?)が表示されており、登録商標のようなので調べてみたところ、第5662676号として商標登録されていました。住所・会社名共にAmazonマーケットプレースの登録情報とも一致しています。PSEマークというか電気用品安全法を所管する経済産業省の以下のサイトから引用すると、
電気用品安全法手続案内

事業者の正式名称(個人事業者の場合は氏名)を表示します。ただし、承認を受けた略称、又は届出を行った登録商標であれば、正式名称でなくても表示できます。

 ということで、届け出を行った登録商標に該当するため、会社名の表示がなくても全く問題ないことになります。なお、商標については下記から調べられます。
特許情報プラットフォーム|J-PlatPat




以上。