ReadyNAS搭載用にSeagate NAS HDDを買った

 NETGEARのReadyNAS RN10400に搭載するため、Seagateの2TBのNAS HDD ST2000VN000を購入しました。
 NAS用HDDとしてはWestern DigitalのWD Redシリーズが有名ですが、SeagateではNAS HDDシリーズ(直球すぎる名前)がそれに該当します。
 
 WD RedではなくNAS HDDを購入したのは、ReadyNASに予めST2000VN000が1台搭載されているモデルを購入していたため。RAID1を構成するため、最低限容量さえ合わせておけばいいかとも考えていたのですが、容量が同じだけではなく同一モデルがstrongly recommended的な情報を見た気がするので*1
 

ReadyNAS同梱のST2000VN000

 ReadyNAS RN10400は今年の春頃購入したものの、使用中のNASの空き容量が逼迫していたわけではなかったため、コールドスタンバイ(と言えば聞こえはいいが、箱から出さずに放置)状態でした。
 DISKを取り外して確認すると、以下のラベルが貼られています。

ラベル

f:id:kachine:20160922002035j:plain
 "DOM: 09/2015"とあるので、2015年9月製造のようです。Product of Chinaということで中国製。Site:WUはSeagate Wuxi Factoryを意味しているようで、恐らくこの辺り↓で作られたのでしょう。

SMART情報
       Enclosure : Generic External USB Device (V=13FD, P=1340, sa1) - st
           Model : ST2000VN000-1HJ164
        Firmware : SC60
       Disk Size : 2000.3 GB (8.4/137.4/2000.3/2000.3)
     Buffer Size : 不明
     Queue Depth : 32
    # of Sectors : 3907029168
   Rotation Rate : 5900 RPM
       Interface : USB (Serial ATA)
   Major Version : ACS-2
   Minor Version : ACS-3 Revision 3b
   Transfer Mode : SATA/150 | SATA/600
  Power On Hours : 0 時間
  Power On Count : 1 回
     Temperature : 25 C (77 F)
   Health Status : 正常
        Features : S.M.A.R.T., APM, 48bit LBA, NCQ
       APM Level : C0C0h [ON]
       AAM Level : ----

 PCに直接USB経由で接続してCrystal Disk Infoで確認してみると、Power On Count=1/Power On Hours=0ということで、ReadyNASに装着されて出荷されたDISKでも、装着後に電源投入や動作確認などは行っていない新品状態であることが解ります。
 

追加購入のST2000VN000

 新たに購入したDISKは、以下のラベルが貼られていますが、一見してReadyNASに同梱されていたDISKとはデザインが異なります。Seagateロゴすら変わっています。

ラベル

f:id:kachine:20160922002039j:plain
 "DOM: 17JUL2016"とあるので、2016年7月17日製造のようで、それ以外はReadyNASに同梱されていたDISKと情報としては同一のようです。ロゴは2015年1月のCESで発表された新ロゴに変わっています。
 RAID運用に供するDISKとしては製造時期をずらせたので、MTTFに達する前に製造上の問題で同時に壊れるリスクを回避できそうです。

SMART情報
       Enclosure : Generic External USB Device (V=13FD, P=1340, sa1) - st
           Model : ST2000VN000-1HJ164
        Firmware : SC60
       Disk Size : 2000.3 GB (8.4/137.4/2000.3/2000.3)
     Buffer Size : 不明
     Queue Depth : 32
    # of Sectors : 3907029168
   Rotation Rate : 5900 RPM
       Interface : USB (Serial ATA)
   Major Version : ACS-2
   Minor Version : ACS-3 Revision 3b
   Transfer Mode : SATA/150 | SATA/600
  Power On Hours : 0 時間
  Power On Count : 1 回
     Temperature : 25 C (77 F)
   Health Status : 正常
        Features : S.M.A.R.T., APM, 48bit LBA, NCQ
       APM Level : C0C0h [ON]
       AAM Level : ----

 こちらは単品で購入したDISKのため、当然の如くPower On Count=1/Power On Hours=0の新品状態であることが解ります。同一モデルだけあって、シリアルナンバー以外はセクタ数まで完全一致。ラベルからも判りますが、ファームウェアも同じです。
 



 特に問題も無さそうなので、この2玉をReadyNASに装着してRAID1運用しようと思います。

 

おまけ

並べた状態

パッと見、同一モデルに見えない。
f:id:kachine:20160922002733j:plain
左:2015年9月製造(ReadyNASのカートリッジに装着済)、右:2016年7月17日製造品
 



以上。

*1:改めてNETGEARのサイトを確認すると、そのような記述は見当たらない。他サイト・メーカーと勘違いしているのかは記憶が定かではない。