ジョンソンタウンと呼ばれる場所が埼玉県入間市にあります。
入間市と言えば航空自衛隊入間基地が有名かと思いますが、実際に秋の航空祭の日には大変な混雑になります。そんな航空自衛隊入間基地ですが、戦後しばらくは進駐した米軍に接収されジョンソン基地と命名されていたそうです。この辺の歴史的経緯は航空自衛隊入間基地のHPに解説されていますので興味のある方はご覧になってみるとよいのではないでしょうか。
航空自衛隊入間基地[HISTORY]
で、Wikipediaによればジョンソンタウンとは元米軍の住居地域跡地全体を指す名称のようです。行政上の地名ではありません。
ジョンソン・タウン - Wikipedia
こう書くと、ミリタリー好きな人が楽しめる場所なのかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
アクセス
国道463号を北西から南東方向に走ると彩の森入間公園を過ぎて間もなく、右側に以下の看板を掲げた建物があります。これが目印になると思います。
GoogleマップやYahoo!カーナビ等でも普通に「ジョンソンタウン」で検索すれば出てきますので、特に迷うことは無いと思います。それほど広くはありませんが駐車場もあります。
電車の場合は西武池袋線武蔵藤沢駅、稲荷山公園駅、入間市駅のどれかを利用することになると思いますが、どれも微妙に離れています。恐らくは入間市駅から20分弱歩くのが一番近そうです。
なお、看板にResidences/Shops/Restaurantsとあるように、商店や飲食店だけではなく住居もありますので、住民の方の迷惑にならないよう観光地化されているとはいえ常識的な配慮は必要です。
ジョンソンタウンマップ
ジョンソンタウン駐車場付近に地図があります。現地には紙のパンフレット(地図)も備え付けられていましたので、散策前に入手するといいと思います。
ジョンソンタウン内
ここから写真が一気に日本らしくなくなり、アメリカンになります。
雑貨屋
店先に並べられているアイテムは一貫してアメリカンテイストな商品です。
カフェ
カフェは複数あるようでしたが訪れた時に営業中だったお店は長蛇の列となっていました。
車両
国内で普通には見かけないであろう車両を載せましたが、他にも(店舗のオーナーさんのものと思われる)クラシック寄りのアメ車が店先に駐車されていました。アメ車以外の外車も多く見かけました。
看板
現地では数少ない日本語の掲示物。
ポスト
現役の日本郵便のポストですが、アメリカのポストのように青いです。
まとめ
その由来から主にミリタリーファンの興味を惹きそうですが、掲載した写真からも察せられるようにミリタリーテイストは特にありません(古い航空機やエンジン、何らかの機材や設備が残されているというわけではありません)。日本らしからぬ街並みをお散歩したいとか、おしゃれカフェに行きたいとか、海外に行った感のある写真を撮りたい場合などにお勧めできそうです。
なお、観光客相手に営業しているお店はそれほど多くはない印象でしたので、ドライブ途中に立ち寄るのがいい感じだと思います。電車でジョンソンタウンだけを目当てに訪れると時間を持て余すことになってしまいそうです。
ちなみに、ミリタリーファンの方ならついでに航空自衛隊入間基地に屋外展示*1されている退役機など*2を眺めるのも興味深いかもしれません。屋外展示されている機体は以下の場所付近にありますので、稲荷山公園駅からのアクセスならジョンソンタウンへ歩く途中に見ることもできます。
Google マップ
以上。