RaspberryPi ZERO WH用にアクリル板をカットして作られたケースを購入しました。
そのアクリルパーツには部材保護用と思われる紙のようなもの*1が張り付いているのですが、端を引っ掻いてみても剥がれそうにありません。
私はaitendoでこのケースを購入しましたが、Amazon.co.jp等でも似たような製品が売られています。商品画像を見る限り、同様の保護紙が貼られているようです。
Fenteer 高品質 アクリル 保護 ケース シェルケース Raspberry Pi Zero用 3色選べる - ブラック
- 出版社/メーカー: Fenteer
- メディア: エレクトロニクス
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どうしたものかと思って検索してみると、濡らすと剥がしやすくなるという情報を見かけました。画像付きで解説している情報は見つけられなかったので、以下に記載します。
洗面台に水を張ってアクリル板を投入
まずは常温(冬なので手で触るとかなり冷たく水温は数度と思われます)水道水に浸してみました。この状態で15分くらい放置してみましたが、剥がせそうな気配はありません。
湯を混ぜる
沸かした湯を少しずつ混ぜて、手で触れる程度の暖かさまで水温を上昇させましたが、相変わらず剥がせそうにありません。
そこで、少し冷めた電気ケトルからアクリル板をめがけてお湯をかけたところ、画像のように保護紙に水が浸透したような状態になり、黒っぽくなりました(このアクリル板は黒いため)。
※急激に温度差を与えると割れるかもしれませんので、様子を見ながら徐々に作業することをお勧めします。
剥がす
上記状態で数分放置したところ、端を引っ掻いたら剥がれました。
細かい部分などは注意しないと簡単に破れてしまいますが、跡が残ったりすることもなく綺麗に剥がすことができました。
なお、剥がした後の紙を乾いてから触ってみたところ、少しペタ付く感じがありました。このことから察するに、保護シートは単にアクリル板に吸着しているわけではなく、水溶性の接着剤的なものが少量使われていると思われます。そのため乾いた状態だと剥がせないのではないかと考えられます。
以上。
*1:以前にホームセンターで購入したアクリル板にはビニール状の保護フィルムが貼られていた記憶があるのですが、製造元や品種によっては紙なのでしょう。