Roland Boutique JU-06の制御情報詳細

 JUNO-106を再現したシンセサイザーとして2015年にJU-06が本家Rolandからリリースされました*1。物理的に稼働可能な個体が減っていたり、それ故に高額で入手困難な過去の機材が再びリーズナブルな価格で再発売されるのはファンとしては嬉しいものです。私もJUNO-106の実機を持っていたので、JU-06を入手しました。
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 実機が有りながら何故JU-06買うの?と思う方もいるかも知れませんが、15年以上前にジャンクで買ったJUNO-106は見事に音が出なかったのです!当時から有名な話ですが、既に製造されていないカスタムチップが壊れているので、修理不可能なのです*2。というわけで、実機を触ったことはありながらも出音はよく知らないという状況を解消すべくJU-06を入手したのでした。

*1:JU-06と共に、JUPITER-8を再現したJP-08、JX-3Pを再現したJX-03の合計3モデルがリリースされましたが、いずれも数量限定で生産され既に終売しています。後にD-50を再現したD-05が発売されたり、今月(2021/12)にはJD-800を再現したJD-08がリリースされたりと、Roland Boutiqueシリーズはアナログシンセサイザーモデリングした製品に限らずラインアップを拡充し続けています。

*2:互換チップが海外で小数生産されたような話も聞きますが、安価に入手できるものではないので…自分で交換しようとして破壊してしまう可能性なども考慮すると躊躇します。

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Roland JD-800系のフィルター採用機とか

 著名ミュージシャンも愛用する90年代デジタルシンセサイザーの名機にRoland JD-800があります。
 実機を一目見れば解りますが、パネル上に大量のコントローラを搭載して音作りがしやすい点が最大の魅力でしょう。優れた点は他にもいくつかありますが、JD-800のフィルタを好む人も多いようです。当時の前後の世代を含め、同一のフィルタを積んだ機材を調べました。

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