音楽

OPZとAFMのWaveformを再現する

以下の投稿でYM2414 (OPZ)搭載機の実機のOperator波形を観察してみた結果、プログラマティックに容易に生成できそうなことが判りました。 wave.hatenablog.com 本投稿では、実際にOPZと同様のOperator波形を生成してみた結果を紹介します*1。また、サイン波…

YAMAHA YM2414 (OPZ)のWaveform

YAMAHA DX7に代表される6オペレータFM音源のYM2128 (OPS)や、DX21系の4オペレータFM音源のYM2164 (OPP)ではオペレータの出力波形はサイン波のみでした。後の4オペレータFM音源YM2414 (OPZ)では8種類の波形を選択することができるように機能拡張されました。

20世紀のKORGのFMシンセサイザー

FM音源はYAMAHAが製品化したことは有名ですが、21世紀に入ってからKORGもFMシンセサイザーを発売しています。2016年のvolca fmや2020年のopsixがそれです。 実は20世紀にもKORGからFM音源を搭載したシンセサイザーが発売されていました。1986年のDS-8と1987…

digidesign MBox2のFirmware Updateが出来なくて困った⇒解決

1995年にAVIDに買収された、digidesignのUSBオーディオインタフェースMbox2をLinuxで使用するために入手しました。 が、現行の機器ではFirmware Updateできなくて困ったので、Update成功までの試行を記録しておきます。※試行順に時系列で記載してますので、…

Roland GR-50の音源部はD-10相当のLAシンセ

知らなかったので単なる備忘録です。 Rolandの1988年頃のギターシンセサイザーGR-50という機材を見かけまして、この音源部は何に相当するのだろう(或いは固有の実装なのか)?と思い調べた結果をメモしておきます。 結論を先に書いておくと、タイトル通り同社…

KORG microPianoのMIDI改造

前々から気になっていたKORGのmicroPiano*1をついに買いました。KORG MICROPIANO マイクロピアノ ミニ鍵盤61鍵 レッド 61曲のデモソング内蔵 自動演奏可能KORG(コルグ)Amazon 改めて調べてみると2010年11月発売で、既に10年以上のロングセラーモデルとなって…

RaspberryPiシリーズでUSB-MIDI INは実用にならない

RaspberryPiをターゲットにシンセサイザーを作っていたのですが、どうも挙動が不安定なのです。 MIDIイベントを取りこぼしているようで、NOTE OFFを拾い損ねて音が鳴りっぱなしになることがランダムに発生します。 自分で作っているのでコードが悪いのだろう…

KORG volca beatsのP.Er.1を解消する

電源を入れるとP.Er.1表示で固まってしまうという症状の、ジャンクのKORG volca beatsを入手しました。 KORG volca beats freezed with P.Er.1 この状態から、正常に起動する状態に復帰できたので以下に記載します。

M-Audio OMNI I/O基板を観察する

現在では既に対応製品も発売されておらず、メーカーサポートも無く、マニュアルPDFすらダウンロードできない骨董品のM-Audio OMNI I/Oを入手しました。 現在、オーディオインタフェースは国内外の多様なメーカーから発売されていますが、OMNI I/Oはちょっと…

KORG KA161の代替を探す

KORG N1RをACアダプタ欠品の状態で入手しました。ところが、N1Rの電源入力はあまり一般的とは言えない端子形状をしています。 KORG N1R電源端子 この端子に適合するN1R用の純正ACアダプタを調べてみるとKA161と出ますが、既に販売終了・代替なしとなっていま…

KORG AI2 Synthesis Systemの音源モジュールの違いを整理する

90年代のKORGのシンセサイザーの音源システムだったAI2 Synthesis Systemの音源モジュールは色々ありますが、シリーズ名の統一性が無かったり、同じAI2 Synthesis Systemを名乗りつつも機能が違ったりと、判りにくくもあります。個人的な観点から、その主要…

Kurzweil K1000シリーズについて

情報があまり多くないので、Kurzweil K1000シリーズ辺りの情報を調べた結果を備忘を兼ねて掲載します。 古いモデルについての情報は少なく、リリース当時と現在での評価基準も異なります。ネット上で若干見つかる古めの記事と、現在での評価基準もまた異なる…

M-AUDIO Audiophile USBを買った

本投稿を書いているのは間違いなく2021年の話ですが、AV Watchの記事によれば製品自体の発売開始は2002年12月~2003年1月だったようです。というわけで、20年近くも前のUSBオーディオインタフェースを入手したことになります。 M-Audio、24bit/96kHz対応のUS…

ハード音源の適切なサンプリング周波数

現在でもDAWでソフトウェア音源を鳴らすだけではなく、DAWからMIDI経由で外部のハードウェア音源を鳴らすという人も少なからずいると思います。 ですが、楽曲中で動的にパラメータを変更して音色変化させるのでなければ、サンプリングしてしまえばほぼ同じ音…

TX16Wx用プログラムを公開しました

サンプラープラグインのTX16Wx用音色プログラムを公開しました。 github.com

スペック不明のPCMデータをWAVファイルに変換する

arecordで記録したraw pcmデータや自作コードで生成したPCM波形を、後になってから再生しようとして記録・生成時のサンプルレートやフォーマットを忘れて困ったという事態に遭遇することが稀にあります。 フォーマットが判らない以上は、総当たりで変換かか…

火星で初めて録音された音声が公開された

複数のメディアで報じられていますが、NASAの火星探査ローバーPerseverance*1が初めて火星で録音した音が公開されました。NASA公式では以下のプレスリリースが発表されています。 www.nasa.gov *1:パーサヴィランスとカタカナ表記されることが多いようですが…

YAMAHAのDASS搭載機

かつてYAMAHAのシンセサイザー等にはDASS(Dual Architectural Synthesis System)と呼ばれる音源システムを搭載したモデルが存在しました。Dual Architectureが指すのはFM音源とAWM音源で、その両方を搭載したモデルがDASS搭載というわけです。 主に知られて…

YAMAHA RY8のノーマルボイスをMIDI経由で鳴らす

1990年代中期のYAMAHAのリズムマシンにRY8*1というのがありました。当時の私はPCと音源モジュールを使っていたのでリズムマシン専用機なんて要らんよと思っていたので、存在は知っていたものの全く興味を持っていませんでした。そして年月は流れ、最近入手し…

dwsanitizerを公開しました

FL StudioのサンプラープラグインDirectWaveを活用しているユーザ向けの単機能CLIツールdwsanitizerを公開しました。 github.com といっても、コード見たらわかる通りmain関数にやっつけで記述できる程度のことしかしていません。

KORG NTS-1用オシレータを公開しました

KORG NTS-1用のカスタムオシレータを複数作っているのですが、そのいくつかを公開しましたのでご紹介します。

KORG NTS-1 開発環境構築 on WSL

KORG NuTekt NTS-1 digitalの開発環境をWSL(WSL1)を使ってWindowsに構築しました。 環境構築手順は以下の公式のGithubに掲載されており、Windowsの場合はMSYS2を利用した手順は明確に記述されています。が、WSLを使った場合はGNU Arm Embedded Toolchainの導…

KORG NTS-1を買った

KORGから2019/11/23に発売されたシンセサイザーキットNu:Tekt NTS-1 digital KITを買いました。 発売当初から気になっていましたが約1万円程度という価格設定で、シンセサイザーとしては破格ながらも(適切な比較対象ではありませんが、)RaspberryPiと比べる…

ArturiaのMIDIコントローラのベタつきを解消する

もう古い製品となりましたが、仏ArturiaのMIDIコントローラMINILABを使用しています。 16個のアサイナブルなツマミ、8個のベロシティ対応パッド、2個のリボンコントローラが付いたミニ鍵盤なのですが、ツマミだけがベトついた状態になってしまいました。 あ…

ZOOM RT-323の中身と電池交換

先日投稿したZOOM RT-234に続き、RT-323も入手しました。 wave.hatenablog.com Zoom RhythmTrakシリーズ中で、初号機のRT-234及び上位モデルのRT-323にはプリセットベクターシンセとも呼べそうな、簡易ベクターシンセ的な機能を持っていることが判ったので、…

USB-MIDI I/FをArduinoで自作する

PCからMIDI outしたいため、安物中華USB-MIDI I/Fを買ってみたものの、届いた個体は動作しませんでした。 wave.hatenablog.com そこで、手元のパーツで自作できないかと思って調べてみると、Atmega 32u4を積んだArduino互換機で簡単に作れそうですので、USB-…

激安中華USB-MIDI I/Fを買ったら動作しなかった

Amazon.co.jpのマーケットプレイスで、数百円のUSB-MIDIインタフェースが売られています。高機能キーボードのハイパフォーマンスを引き出す MIDIケーブルコンバータ音楽キーボードアダプタ◇C929メディア: 同じような見た目の製品が別の製品として複数登録さ…

KAWAI Kシリーズシンセの系譜を整理する

ZOOM RhythmTrakシリーズの型番が判りにくいなんてことを書きましたが、KAWAIのシンセサイザーも難解だよなと思いつつ、自分も良く知らないモデルもあるので調べながら整理してみました。 ご存じの通り、KAWAIのシンセサイザーは20年以上前のK5000シリーズを…

ZOOM RT-234の中身とか

遡ること20世紀末の1998年、ギターエフェクターなどで有名なZOOM(テレカンファレンスの会社ではなく、日本の会社です)が、突如リズムマシンの製造を始めました。同業のBOSS(Roland)に対する挑戦なのかなーと当時は思ってました。 RhythmTrak RT-234が初号機…

AppleLossless(ALAC)をFLACに変換する

いろいろ話題になった星野源さんの「うちで踊ろう」の音源が公式から無料ダウンロードできるようになりました。 星野源 「うちで踊ろう」 以下の注意書きがあるように、Apple Losslessでの提供のみとなっています。 本コンテンツは個人で楽しむためのもので…