ディズニー100周年を記念したスカイツリーのライティング

 Wishing upon the TOKYO SKYTREE TOWNと題したディズニー創立100周年を記念したイベントが東京スカイツリータウンで始まりました(2023/4/20~2023/7/19)。
Wishing upon the TOKYO SKYTREE TOWN®
 これに合わせて東武鉄道*1でもスタンプラリーやフォトスポットが設置されるようで、ディズニーキャラクターデザインの記念切符なども発売されるようです。
TOBU Wishing スタンプラリー | 東武鉄道
 

特別ライティング

 期間中毎日点灯されるわけではなく、基本的には土曜日を中心に点灯される予定となっています(4/20, 4/22, 4/29, 5/3, 5/5, 5/6, 5/7, 5/13, 5/20, 5/27, 6/3, 6/10, 6/17, 6/24, 7/1, 7/8, 7/15, 7/16)。
 このイベントで新規に点灯されるのは、ミッキーマウス、ミニーマウス、白雪姫、アリエル*2、プーさん、ウッディ、バズ・ライトイヤーの7種類になります。それぞれ約2分間隔で切り替わり、合計15分で1周するようなライティングとなっています。

Disney 100th special lighting at Tokyo SKYTREE

 なお、5/4はスターウォーズの日だそうで、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」をイメージしたライティングが点灯されるようです。これは新規ライティングではなく、映画公開時にかつて点灯されたライティングのリバイバル点灯のようです。
 というわけで、純粋なディズニーキャラクターだけではなく、ピクサースターウォーズブランドの作品も巻き込んだライティングとなっています。
 

撮影方法

 これらの7種類の各ライティングは交点照明の点滅はありますが、基本的に静的なライティングですので写真に収めるのは簡単です(5/4にリバイバル点灯されるスターウォーズをイメージしたライティングは激しく動きのあるライティングですので、写真ではなく映像で残すことをお勧めしますが、スマホでは厳しいと思います)。
 なお、水面に映る逆さツリーの撮影スポットとして有名な十間橋は数年前から三脚の使用が禁止されています。上に掲載した画像はスカイツリーに近い側の一つ隣の西十間橋から手に持ったスマートフォンで撮影したものですが、ネットに載せるような用途としては十分綺麗に撮影出来ていると思います。Google PIXEL系に搭載されているような裏で複数枚撮影した画像から一枚の画像を生成するようなコンピューテーショナルフォトグラフィを活用したカメラアプリなら暗所撮影も問題無くこなせます。
 また、一般的なスマートフォンの画角では水面まで写すことはできないことが殆どだと思いますが、中央軸をずらさないように、「スカイツリーだけ」、「スカイツリーと水面が半分ずつ」、「水面だけ」の3分割で連続して3枚撮影した画像を撮影しGoogleフォトにバックアップしていれば、概ね8割以上の高確率でパノラマ写真として合成してくれます(夜バックアップしたら朝には自動合成されているような感覚で使えます*3 )。ポイントとしては画像の撮影順序が連続してないとダメなようです*4。ご存じない方が意外と多いのですが、パノラマ写真は水平方向・横方向だけに限ったものではなく、垂直方向・縦方向にも使えますのでスカイツリーのような縦長の巨大物体の撮影にも便利に使えます。
 



以上。

*1:東京スカイツリー東武グループです。

*2:無関係ですがアルファベット表記になるとArielと、機動戦士ガンダム水星の魔女のAerialってtypoかと混同する程度に似てますね。

*3:スマートフォンの広角レンズでは歪曲収差が気になることも少なくないのですが、収差を補正して合成してくれます。ただし、合成するための位置合わせとしての補正に留まるようで、合成後の画像に歪曲収差は残ります。

*4:上⇒下⇒中央みたいな撮影順序では合成されないので、上⇒中央⇒下のように連続した位置関係で撮影する必要があります。