COVID-19の感染拡大防止のため休業中の東京スカイツリーですが、特別ライティングが実施されています。
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地球をイメージした青色の特別ライティング
上記公式サイトの説明によれば、「世界的に拡がる新型コロナウイルス感染症に、世界が一丸となって立ち向かい、みんなで打ち勝とうという思いを込めて、地球をイメージした青色の特別ライティング」が点灯されています。
また、公式サイトには特に何も説明が無いようですが、展望台には"TOGETHER WE CAN ALL WIN!"の文字がレーザーマッピングで投影されています。従来、TOKYO 2020オリンピックまでのカウントダウン表示に使われていた設備が転用されたものです。
TOGETHER WE CAN ALL WIN?
「一緒にみんなで完勝しよう」みたいなことを言いたいのかなと察しつつも、私の感性では日本人が考えた相当ヘンテコな英語ではないかと思いました。
が、調べてみたところ実は由緒ある英語のようです。過去にアメリカ大統領が発言していました。
1993年5月22日のクリントン大統領(当時)のラジオ演説で、経済や財政再建を語る中で使われています。
Together we can all win. In just a few months, working together, we've tackled tough problems with new ideas. And we're stronger for it. Congress has passed laws from family leave to motor voter, long stalled by gridlock, proposals from welfare reform to national service to pay for college education to putting more police on out streets or on deck. But we have to get this economy moving.
Public Papers of the Presidents of the United States - United States. President - Google ブックス
どういった意図でこのメッセージをスカイツリーが採用したのかは判りませんが、上記クリントン大統領の演説を知っている人が考案したのであれば、COVID-19の終息後の経済再生を期待したものだったりするのでしょうかね。
※掲載用に加工しています。実際には"TOGETHER WE CAN ALL WIN!"の文字列が横スクロールで流れます。
昨今の都内の感染拡大状況から察するに、COVID-19終息まで長期間を要しそうですが、気長に感染拡大防止に努めましょう。
以上。
