Lightroom CC 2015.12がリリースされた

 2017/7/18にLightroom CC 2015.12/Adobe Camera Raw 9.12がリリースされました。
Adobe Creative Cloud Lightroom CC 2015.12 Update Notify

 更新内容については以下のURLの公式Lightroom Journal(英語)に記載されていますが、今回も新機能は無くバグフィックスとカメラ・レンズプロファイルの更新だけのようです。
Lightroom CC 2015.12 now available
Camera Raw 9.12 now available

 ちなみに直前のバージョンはLightroom CC 2015.10.1/Adobe Camera Raw 9.10.1.60でした。それぞれのマイナーバージョンの.11を飛ばして.12がリリースされたことになりますが、これについて上記Lightroom Journalで以下のように説明されています。

What happened to Camera Raw 9.11:
We skipped version 9.11 due to unfortunate events that happened on that day.

What happened to Lightroom CC 2015.11/6.11?
Lightroom and Adobe Camera Raw releases are tightly coupled as both products share the Camera Raw imaging technology. As a product team, we decided to skip Camera Raw version 9.11 and instead use 9.12 due to the unfortunate events that occurred on that day. In keeping our version naming consistent, Lightroom is releasing CC 2015.12 / 6.12.

 ということで、Camera Rawのバージョンが米同時多発テロの9.11と同じになってしまうから飛ばしたようです。Camera Rawと密接な関係にあるLightroomもバージョニングの一貫性を保つため2015.12としてリリースすることになったようです。

 なお、日本語では以下のページに更新情報が記載されるはずですが、現時点では何も明示されていません。
Lightroom CC の 2015 リリースの新機能の概要

 以下、Lightroom Journalの情報を元に更新内容を記載します。

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auのおサイフケータイ(FeliCa)を初期化する方法

 端末の買い替えなどで不要になったおサイフケータイ対応スマートフォンや所謂ガラケーを処分しようと思っても、おサイフケータイ内部のFeliCaチップには一部の情報が記録されたままとなっています。たとえ端末のメニュー画面から初期化操作を行ったとしても、FeliCa内のデータは消えません*1
 このため、不要になった端末を中古品として売却しても、次の使用者はおサイフケータイ機能が使えません。或いは、ゴミとして廃棄しても不正に入手した人間が、特殊な策を講じて不正利用できてしまう可能性も完全には否定できないでしょう*2
 このようなリスクを防ぐためには、FeliCaの初期化(クリア)を行う必要がありますが、これはキャリアショップにて行う必要があります。docomoの場合はドコモショップに設置された端末(電話帳をコピーできたりする端末と同じ端末)で、自分で(セルフサービスで)行えるのですが、auの場合どうなっているのかよく判りません。au公式サイトではそれらしい情報が見付けらないながらも、個人サイトなどではauショップでもクリアしてもらえる旨の書き込みが見つかります。ということで、auショップに行ってきました。

*1:利用していたサービスによってはアプリ削除だけで消えるものもあるかもしれませんが。

*2:もともと利用していたサービスのアカウントも乗っ取られるなど、単に旧端末を手に入れただけでは難しいと思いますが。

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