MINI Phone 2について判ったこと

 最近MINI Phone 2を購入しました。トーシン産業という会社が主にゲーセンなどの景品として国内流通させている端末のようですが、あきばおーで購入しました。
大人気の激安Bluetooth子機「MINI Phone」がカメラ搭載に、価格は1,600円 - AKIBA PC Hotline!

 Phoneという名前ではありつつも、SIMスロットは無いため単体では電話機ではありません。基本的にはBluetoothハンドセットで、付加機能的にMP3再生が出来たり、FMラジオが付いていたり、カメラが付いていたりという感じの端末と理解すればよいのですが、そもそもは中国の2Gフィーチャーフォンの機能を取捨選択し尽くして出来た端末と思われます。

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Mi Band 3の日本ユーザはどこのサーバーと通信しているのか

 中国Xiaomi(小米)のスマートウォッチというか生体モニタというか活動量計のMi Band 3を購入しました。なお、Xiaomiと書きましたが、Huamiが正確です(後述)。
 既に後継のMi Band 4が海外では発売されていたり、上位モデルのAmazfit Bip/Vergeも発売されていますが、Mi Band 3も未だ現行モデルのようです。
 私の場合はGoogle Fitを利用しており、Mi Bandを購入せずともスマートフォン本体のセンサで歩数データは計測できているのですが、心拍数データは取得できません。そこで、Google Fitに同期できる心拍数測定デバイスが欲しいと思ったのが購入動機であり、Mi Band 3で必要十分なのです。

 非常に使いやすい製品に仕上がっており、ペアリングしたスマートフォンに歩数や心拍数などの収集されたデータが自動でBluetooth経由で吸い上げられるのはもちろん、天気予報や気象警報といった気象情報もMi Bandに自動で送信されます。さらには、Mi Bandのファームウェア更新までもが自動で行われます*1
Mi Band 3 Firmware update

*1:逆に初回ペアリングするまではMi Band 3単体では何もできません。

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AVコマンド対応HDDの識別方法

 PanasonicのHDDレコーダーのDIGAシリーズに接続する外付けHDDは、AVコマンドに対応したHDDであることが要求されます。ですが、外付けHDDにしろ、ベアドライブにしろ、AVコマンド対応を訴求している製品は(監視カメラ録画用などの特殊な製品を除き)ほとんどありません。このため、DIGAで使うためには動作確認済みリストに掲載された比較的割高感の強いHDDを購入することになってしまいます。

 かつてAVコマンド対応可否を識別する方法を調べたことがあるのですが、当時はっきりとしたことは判りませんでした。が、他のことを調べていたら確定的なことが判ったので、以下に記載しておきます。
f:id:kachine:20191102000531j:plain
↑今となっては数百円のSDカードにも劣る28.5GBという小容量の骨董品Seagate ST328040Aの画像を撮っていたので適当なHDD画像として使ってみたものの、もちろんこれは非対応(そもそも当時はAVコマンド自体存在しない)。ちなみにDATE CODE:0024は1999年7月製造モデルを意味し、20年以上前のシロモノ。それでも多くの消えていったHDDメーカーとは異なり、現在までSeagateは生き残ったしBarracudaブランドも残っている。

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