昨年も12月に似たような投稿をしましたが、今年も節約に励みたいと思います。
wave.hatenablog.com
毎年のように名称が変わっているようで、「Adobe Photoshop写真業界向けプログラム」→「CCフォトグラフィプラン」→「CCフォトプラン」と名前が変わっていますが、実態はAdobe LightroomとPhotoshopが使えるプランで事実上同じものです(今回の名称変更は本当に単なる名称変更だけのようで、私のAdobeアカウントの情報を確認すると、CCフォトプランになっています)。
ということで、記事タイトルはちょっとおかしいような気もしますが、意図としては既存契約を乗り換えて、安価にLightroom/Photoshopを利用したいというものになります。
どうせなら安価に
昨年ASUSユーザ向けの1年間20%OFFプロモーションを利用して、「Adobe Photoshop写真業界向けプログラム」を解約し「CCフォトグラフィプラン」に乗り換えて使用していました。
その後、毎月846円請求されていたのですが、直近のカード利用明細で1058円請求されているのに気づきました。あっという間に1年経過し、20%OFFが終了した正規料金(980円+消費税)になったようです。
1年間が過ぎたから当然なのですが、特に何のお知らせもなく金額が上がっていた(というか正規料金になった)ため、ちょっと損した気分です。
ということで、再度割引目当てで乗り換えようと思い、自分あてに届いているプロモーションを漁ったところ、PENTAXユーザ向けのプロモーションが12月末まで実施されていることに気付きました。
ところが、利用条件には以下の一文が記載されています。
本特典は、新規のお客様のみが対象となります(既存のお客様は対象となりません)
私のように、割引目当てでキャンペーン利用したいユーザは除外されています。去年も似たようなことを書いた気がしますが、携帯キャリアと同様で既存ユーザの冷遇はあまり気分の良いものではありません。
そこで、他に割引は無いものかと探してみると、Amazonで販売している「Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom) 2017年版 |12か月版|オンラインコード版」が、特別キャンペーンとして12/12 23:59まで20%OFFになるようです。
Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom) 2017年版 |12か月版|オンラインコード版
- 出版社/メーカー: アドビシステムズ
- 発売日: 2014/08/04
- メディア: Software Download
- この商品を含むブログ (11件) を見る
※ コードを専用サイトに入力をしてから契約期間の開始になります。
※ 1つのAdobe IDで同じ製品、又は同じソフトが含まれている商品の有効化はできません。
とりあえず今購入しておき、既存契約の次回更新タイミングで解約し、その時点からAmazonで購入したオンラインコードを使用開始すればよさそうです。
更新タイミング
既存契約の次回更新タイミングがいつなのか確認するためAdobeアカウント管理画面にログインすると、以下のようになっていました。
「更新日 2017年12月1日」と…約1年後?
「Creative Cloudフォトプラン(年間プラン)」として契約しているため、請求は各月毎でも年1回しか更新タイミングが無いようです。ちなみに記憶が定かではありませんが、以前の「Adobe Photoshop写真業界向けプログラム」は月単位の契約で、このような制約は無かった気がします。
それでも、[プランを解約]リンクが表示されているので、解約することはできるのでしょう。とは言え、携帯キャリアのように更新日以外に解約すると違約金的な物が発生する可能性もあるので、事前に調べてみました。
解約方法
Adobe公式の以下のページに記載されています。ページ下の方の「B-2. 年間プランの解約」の説明が今回の状況に該当するものです。
[購入ガイド] プランの変更・解約について
上記ページには解約時の画面遷移が書いてあると共に、以下の注意事項も記載されています。
注意 : 14 日以内にメンバーシップの年間プラン(個人版またはグループ版)を解約した場合は、料金の返金を全額受け取ることができます。それ以降は、残りの契約期間で発生する料金の 50%が請求されます。
なるほど。14日以内に解約すれば全額返金、それ以降は残り契約期間の料金の半額が請求されるようで、これが所謂違約金的な物に相当するようです。
私の場合、前述の通り年間プランで「更新日 2017年12月1日」となっているので、前回更新日は2016年12月1日だったはず。それからまだ14日経っていないため、違約金的な物は発生せずに解約できるのではないかと思いました。(が、この解釈は後述の通り正しくない模様。)
解約を試行
アカウント管理画面から[プランを解約]リンクを押下すると、Adobe公式の解約方法解説ページに記載されていた通り、解約理由を問うダイアログが表示されました。
理由を選択後、[プランの解約を行う]ボタンを押下すると、以下の画面に遷移しました。
「今、解約されると5819円の解約料金(契約残額の50%)が発生します。」
は?14日以内なら違約金無いんじゃないの?と思いつつ、冷静に振り返ってみると、確かにいつから14日以内とは明示されておらず、「更新日」からではなく、「初回契約日から」であるならば違約金が発生するのかもしれません。
納得いかないながらも、私の場合プロモーション適用料金で再契約するつもりであり、そのために違約金を支払うならコストメリットは全くありません。
故に、今年は解約しないことにして、来年11月中に解約するのを忘れないようカレンダー登録しておきます。
ところで同じ画面に、60日間無料で利用可能な旨の記述がある[プランを解約しない]ボタンが表示されています。
これ、1年が365日であると仮定して、60/365無料として単純計算するなら約16%OFFの計算になります。或いは60日を2カ月として解釈すると、2/12無料で約17%OFFの計算になります。他社コラボのプロモーションやAmazonの20%OFFは下回るものの、黙って使い続けるよりはそれなりにコストメリットがあります。ということで、この[プランを解約しない]ボタンをポチっておきました。
すると48時間以内に60日間無料特典が適用される旨が表示された画面に遷移しました。
その後メールでも60日間無料の旨通知されたので、適用されたのでしょう。
これもMNPや解約しようとすると、携帯キャリアがクーポン券やポイントを餌にユーザを引き留めようとするのとまったく同じ構図じゃないですか。大人しく普通に使ってるユーザだけが損をするやつ。この悪しき商習慣を何でAdobeまで真似するかなぁ。だったら長期契約ユーザは一律10%OFFとかした方がよっぽど好印象なのに(主観です)。
まとめ
ユーザ視点では主に以下の注意が必要でしょう。
- 既に年間プランで契約しているユーザで解約を検討しているなら更新日に注意が必要
- 更新日から14日以内でも解約時には違約金が必要
- それなりに長期間使用していれば、解約する気が無くても解約を試行すれば無償利用期間が提供されるかもしれない
- これから契約するならAmazonの20%OFFキャンペーン実施時や、カメラやPCメーカーとコラボしたプロモーション実施時がお得
- 年間契約・自動更新あたりの注意事項は熟読しておくべき
一方、Adobeに対しては新規ユーザ獲得のためのプロモーションばかりではなく、既存ユーザに対するう優遇策も実施してほしいものです。また、解約しようとしたユーザに対してだけ優遇策を出すのではなく、公平な優遇策を実施してほしいと思います。
以上。