YI M1のパッケージや外観など
YI M1についてバラバラ記載しているシリーズですが、今回はパッケージや外観などを記載します。
パッケージ外部
購入したのはダブルレンズキットですが、それなりに高級感のあるハコに入っています。なお、各辺が微妙に凹んでいるのは輸送中の衝撃によるものと思われます(GearBestで購入しましたが、日本の常識とは異なりプチプチなどで包んでくれませんし、段ボール梱包もしてくれません)。
パッケージ裏面ラベル
同梱品と仕様などが明記されています。
パッケージ内部
このようにボディとレンズが収納されています。国内メーカの製品では不織布やビニール袋にボディやレンズが入っていることが多いですが、剥き出しです。
レンズ
YI Lens 42.5mm F1.8が左側に、YI Lens 12-40mm F3.5-5.6が右側に収納されています。
いずれもフィルタ径は49mmです。
YI Lens 42.5mm F1.8のマイクロフォーサーズロゴ付近(画像処理していますがシリアルナンバーが印字されたシールが貼られています)。
YI Lens 12-40mm F3.5-5.6のマイクロフォーサーズロゴ付近。
新規参入メーカーで同時発売のレンズが、何でこんなに外観デザインが違うんでしょうか。カメラボディはともかく、やはりレンズは別な企業のOEMなのでしょうかね?
YIロゴ入りのボディキャップとレンズリアキャップ。なお、レンズ側マウントは2本ともプラスチックと思われる樹脂製でした。
ボディ
正面
右上のYIロゴが入った赤いバッジがアクセントになっています。
上部
回転式電源スイッチの中央にシャッターボタンが配置されています。またモードダイヤルの中央には録画ボタンが配置されています(独立した動画モードは無い)。また、パラメータ変更用ダイヤルもありますが、タッチパネルUIなのでダイヤルが効かないパラメータもあります。
下部
バッテリースロットと三脚穴があります。見ての通り三脚穴はボディのほぼ中央に位置しますが、光軸上ではありません。また、ボディはインドネシア製であることが判ります。Olympusなら中国、Panasonicなら日本または中国製でしょうから、それらのOEMではないのでしょう。
背面
タッチパネル液晶と2ボタンが配置されています。ボタンは再生ボタンと○ボタンで、○ボタンは画面状態によって機能が異なります。
側面
充電可能なmicroUSB、標準サイズのSDカードスロット、microHDMIが並んで配置されています(逆側の側面には何もありません)。外部リモコン端子はありません。
42.5mm F1.8を装着した状態
42.5mm F1.8はマイクロフォーサーズにしては結構長いです(M.Zuiko 45mm F1.8より長い)。
バッテリー
手元に来るまで型番が解らず予備バッテリーを探せなかったのですがBXM-10という型番のようです。容量は900mAhと比較的小さめです。
そしてサプライズ的にPSEマークが付いており、シャオイジャパン株式会社の表示もあります。日本国内への展開も検討されているのでしょうか*1。
なお、「シャオイテクノロジー株式会社」がフォーサーズ賛同企業として掲載されていますが、「シャオイジャパン株式会社」が別の企業なのかはよく解りません。
Four Thirds | お問合せ窓口 | 賛同企業
ホットシュー
昔ながらのホットシューのようで、各社が独自に追加してきた接点はありません。
大きさ比較
Panasonic GM1よりは明らかに大きいですが、Nikon1 J1より僅かに大きい程度の小型さです。
各社のレンズを装着
正規のマイクロフォーサーズ機なので各社のマイクロフォーサーズレンズが使用可能です*2*3。
雑感
Xiaomi製品もそうですが、外観的な意味では悪い意味での中国製品らしさは特に感じられません。
特にボディの外装は安っぽさを感じさせない処理になっています。大部分はエンジニアリングプラスチックだと思われますが、うまく表面処理されていますし、グリップ部はラバー系の素材が使われておりプラスチック剥き出しではありません。また、グリップ側に位置するSDカードや端子のフタのパーツもプラスチック剥き出しではなく、グリップに合わせたラバー調の塗装(?)がされており、細かなところも手を抜いていません*4。以前Samsung NX100を購入した時は、写真ではプラスチック感は解らなかったのですが現物の安物感にはがっかりしたものです。が、YI M1はそんなことはなく、いい意味で裏切られました。
逆にレンズはPanasonic 25mm F1.7と同じようなプラスチック感で、個人的にはあまり好みではありません。というか、本文中でも触れましたがレンズもYIが自前で設計・製造しているのでしょうかね?光学部品は外部から購入し、それ以外は自分で作っているのかもしれませんが、それにしては外観のちぐはぐ感は拭えず、謎は消えません。
以上。