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TAICHI21をWindows10にUpgradeした(追記有)

※末尾に追記有
 ASUSの2画面変態ノートPCであるTAICHI21をWindows10にUpgradeした。

 本機はWindows8搭載モデルとして出荷されており、過去にWindows8.1へのUpgradeを実施している。現在ASUSサポートからダウンロードできるWindows8.1用ドライバやBIOSでは特に問題ないのだが、変態仕様であることから当初は不具合で悲惨な状況だったようである。


 そんな変態仕様の本機はASUSがオフィシャルにWindows10対応を否定している。下記サイトでASUS製品のWindows10対応状況が確認できるのだが、TAICHI 21で検索すると「アップグレード:No」と表示される。サポートサイトにも本機のWindows10対応ドライバやBIOSやユーティリティの類は掲載されていない。
Windows 10 MDA特設サイト

 であるが、Windows8.1で使用していると、MicrosoftによりWindows10へのアップグレードが催促される。この煩わしいアップグレードツールの表示によるとWindows10のシステム要件を満たしていると表示される。ググってみると、本機をWindows10にUpgradeすると変態仕様に関連した動作に不具合があるような情報を国内外の掲示板見かけた。しかし、それはほとんどが数か月前の情報で最新の状況が解らないので自分で試してみた。


 結果、Windows10へUpgrade後も一般的なノートPCとしての通常使用には問題なさそうに動作しているように見えるが*1、気づいた点は以下の通り。

  • 2画面切り替えなどのユーティリティであるTAICHI HOMEの動作が挙動不審になることが1回発生
  • 通常モードとタブレットモードの切り替えを繰り返していたらタスクバーが表示されなくなる事象が1回発生
  • タブレットモードで端末本体の向きと画面の向きが非連動
  • intel WiDiアプリが対応しなくなった(と通知される)

f:id:kachine:20160118174357p:plain
なお、WiDiについては、ASUSではなくFujitsuのサポート情報からの引用であるが、
個人向け Windows 10動作確認情報 - FMVサポート : 富士通

Windows 10 にアップグレード後、Intel® WiDiは使用できません。
(…中略…)
Windows 10にアップグレードした後は、OS標準機能であるMiracastをお使いください。

ということらしいので、TAICHI21固有の事象ではなく、一般的なものだと思われる(WiDi/Miracast対応機器を持っていないので、実際の利用可否は検証していない)。


 私の場合、タブレットモードで使用することはほとんど無く、ノートPCとして使用する分には不都合無さそうなので*2とりあえずこのまま使用する想定。
 



(2016/06/25追記ここから)

 ここ数カ月、挙動が不安定で、常用にストレスを感じるようになってきた。
 メモリ枯渇系のような挙動にも見えるし、グラフィック周りの問題のようにも思えるが、具体的な不具合事象は以下の通り。

  • LightroomPhotoshopのようなGPU支援を使える画像処理ソフトが良く落ちる
    • 動作中の初代ファミコンのカセットを引っこ抜いたような画面を表示して、Ctrl+Alt+Deleteすら効かない悲惨な落ち方が複数回発生
    • この状態が発生すると、強制的に電源を遮断するしかなくなる
    • 強制的に電源を遮断するとACアダプタのプラグのLEDがオレンジ色に点灯し、しばらく電源再投入ができなくなる
  • 同じくGPUを使えるVegasのような動画編集ソフトも、露骨にGPU周りのエラー表示を出すことがある
  • さらにChromeもメモリ枯渇を主張してよく落ちる

(いずれもエビデンス未取得)

 Google Chromeは頻繁に、Adobe CC製品もちょくちょくUpdateされるし、Windows10自体にも勝手にドライバを更新されたりするので、原因を特定できない。
 だが、イベントログを見るとigfxext.exeの同一例外コードかつ障害オフセットのエラーが大量に発生しているのが記録されていた(直近の過去3日間だけでも295回も発生しているが、それを通知するエラーダイアログなどは表示されていない)。

レベル,日付と時刻,ソース,イベント ID,タスクのカテゴリ
エラー,2016/06/25 6:42:38,Application Error,1000,(100),"障害が発生しているアプリケーション名: igfxext.exe、バージョン: 6.15.10.4358、タイム スタンプ: 0x567856cc
障害が発生しているモジュール名: igfxext.exe、バージョン: 6.15.10.4358、タイム スタンプ: 0x567856cc
例外コード: 0xc0000005
障害オフセット: 0x00000000000084b0
障害が発生しているアプリケーション パス: C:\WINDOWS\system32\igfxext.exe
障害が発生しているモジュール パス: C:\WINDOWS\system32\igfxext.exe

※igfxext.exeはintelのグラフィックコンポーネントの一部

 TAICHI21の変態仕様の背面モニタを活用するためには、(下記にリンクを張った海外サイトに拠ると)Windows8.1向けの古いドライバを使った方がよいらしいのだが、手動で入れ直しても数日中にWindows10に自動更新されてしまう。
 上記エラーが発生しているのは自動更新されたドライバによるもの(自動更新される前にも発生していたのかは調べていない)。

 といった事情もあり、変態仕様に起因するインテルのビデオドライバ周りが怪しいような感じはするのだけれど、有効な対策は発見できず。
 

 なお、海外サイトで入れ直すべきドライバをまとめて下さっている方が居るので、これからUpgradeする場合には参考になるかもしれない。
Upgrading an ASUS Taichi to Windows 10
 リンク先を読んでいただくと解りますが、ASUSオーストラリアのユーザサポートが、各種問題について古いバージョンのWindowsに戻せと回答しているのを紹介してもいるし、著者によると"it's worth noting"とUpgradeする価値は無いとも書いてある。
 現状のTAICHI21の不安定っぷりでは、私個人の意見としてもUpgradeするメリットは無いと思うし、普通のUltrabookとしてすら安心して使えない状況が続くなら、8.1に戻そうかとも思う。

(2016/06/25追記ここまで)



以上。

*1:2016/06/25 非常に不安定なため記述を削除。

*2:2016/06/25 非常に不安定なため記述を削除。

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