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飛行機の翼の右翼・左翼はどこから見た左右なのか

航空機

 一般に固定翼機の主翼は胴体を中心に左右に伸びていますが、どちら側が右翼でどちら側が左翼なのか混乱したことは無いでしょうか(私は有ります)。何を言っているのかというと、飛行機を正面から見て右側の翼を右翼と呼ぶのか、後ろ側から見て(=操縦席に座ったパイロットから見て)(=進行方向に対して)右側を右翼と呼ぶのか、どちらが正しいのでしょうか。共通の理解が無いと意図に反して真逆の翼を指してしまいます。
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 調べようと思っても上手に検索しないと、いわゆる政治的な右翼・左翼についての検索結果ばかりが得られてしまいます。ということで、本投稿では航空機の翼についての右翼・左翼を紹介します。
 

結論

 左右の基準となる位置は進行方向です。コックピットに座ったパイロットから見た左右と同じであり、飛行機を正面から見た左右ではありません。
 

補足

 夜間に飛行する旅客機等の航空機の翼が光っているのを見たことがあると思いますが、あの光は正式には航空灯または位置灯と呼びます。この灯火の説明をJALの提供する航空実用辞典より引用すると、

航空機の進行方向と位置を表示するための灯火。右翼端に緑色,左翼端に赤色,尾部には白色の灯火を付けるよう規定されている。

航空実用事典
 と、解説されています。右翼と左翼で色が違うんですね。これを図示した画像も公開されています。
図1-[4]-36 航空機の外部灯火(747)
 この図で緑色のキャプションが付いているのは、コックピットから見て右側で、それがすなわち右翼です。逆に赤色のキャプションが付いているのはコックピットから見て左側であり、これが左翼です。
 



以上。