2016年版東京スカイツリー「和食をテーマにした新たな特別ライティング」

 昨年2015年より、和食の日(11/24)付近となる11月下旬に和食をテーマにした特別ライティングが点灯されています。今年は2016/11/20~24の5日間にかけて点灯されましたが、2015年のライティングから一新され、新しいライティングとなっていたので紹介します。

 なお、公式サイトによる発表は以下のURLに掲載されています。
和食をテーマにしたライティングを点灯します! | お知らせ | 東京スカイツリー TOKYO SKYTREE
 
 昨年は「炊き込みご飯」、「お鍋」、「卵かけご飯」の3種類が点灯されましたが、今年は「ちらし寿司」と「手巻き寿司」をイメージしたデザインの2種類が点灯されました。このライティングも以下の投稿で紹介した、リオオリンピック時のライティングと同様に、動的な要素を多分に含むものとなっているため、今回もGIFでお伝えします。
wave.hatenablog.com
 

ちらし寿司

点灯シーン(GIF)

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 これだけ見ると、ちらし寿司要素はどこやねんと思われるかもしれませんが、公式の解説を読むと理解できます。プレスリリースより引用すると以下の通り。

酢飯の上に錦糸卵が敷かれ、更にその上にブロック状に切り分けられた“まぐろ”、“サーモン”、“アボカド”といった色とりどりの具材が丁寧に盛り付けられ、最後に、新鮮な“いくら”をイメージした演出としてキラキラとした赤色の交点照明を点灯し完成です。

 

消灯シーン(GIF)

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 こちらも公式の解説を引用すると以下の通り。

消灯シーンでは、上部から“醤油”をイメージした紫色の交点照明が順次光り、おいしいちらし寿司を食べるイメージを演出します。

 

手巻き寿司

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※実際のライティングでは巻いているところをイメージした光の回転演出が1分程繰り返されますが、掲載用に繰り返し部分はカットしています。
 手巻き寿司についても公式の解説を引用すると以下の通り。

新鮮な“海苔”にのせられた“酢飯”やスティック状に切り分けられた具材を、カラフルな色彩を用い表現しています。
“まぐろ”、“玉子焼き”、“きゅうり”といった色とりどりの具材とともに、手巻き寿司が作られる様子をダイナミックな動きで表現し、世界で一番大きなタワーに手巻き寿司が、東京の夜空に巻きあがっていく様子を楽しく表現しています。
消灯シーンでは、上部から“醤油”をイメージした紫色の交点照明が順次光り、おいしい手巻き寿司を食べるイメージを演出します。

 

 なお、いずれのライティングも「醤油」演出で終わりますが、これはスカイツリーのオフィシャルパートナーのキッコーマン協力で実施している特別ライティングのためだと思われます(ちなみに去年の「卵かけご飯」にも醤油をかける演出が含まれていました)。個人的には解説を読まないと何を意図した演出か解らない辺り、広告効果あるのかしらと余計な心配をしたくなる反面、面白い演出を考えるなぁと感心します。また来年も違った演出が披露されるのか楽しみですね。

 



以上。