microKORGが15周年を迎えた
KORG MS2000とほぼ同等の音源を搭載したアナログモデリングシンセサイザーのmicroKORGが15周年になるようです。個人的にはそんなに古かったっけと思ったのですが、2002年に発売のため15周年で間違いはありません。時間が経つのは早いものです。
個人的にはMS2000は実家に置きっぱなしですが、小ささ故にmicroKORGは今でも手元に置いてたまに音を出しています。また、製品としてもMS2000シリーズはとっくに終息していますが、microKORGシリーズは現行製品として生き残っており、今でも販売されています。
私の手元にあるmicroKORGは最初期のmicroKORGで、SとかXLとかXL+ではありません。
かつて10周年の時には本体色が異なる以外にも通常の白鍵部分も黒鍵も共に黒い"BKBK"、白鍵部分が黒で黒鍵部分が赤の"BKRD"の2種類のカラーバリエーションモデルが限定販売されました。
15周年となる今回は"PT"と呼ばれるカラバリが発売されるようで、プラチナカラーだそうです。KORG公式サイトより引用すると以下の通り。
A new bright color appears for 15th anniversary of microKORG
2017年。発売から15周年というアニバーサリー・イヤーを迎えたmicroKORGに、プラチナ・カラーが新登場。明るい配色のスタイリッシュな操作パネルを、左右のブラック・ウッド・パネルを始めとするアクセント・カラーの黒で引き締めた、これまでのmicroKORGにはなかったクールで新しいカラー・バリエーション・モデルです。2017年5月下旬発売予定
microKORG - SYNTHESIZER/VOCODER | KORG (Japan)
KORG アナログキーボードシンセサイザー ボコーダー microKORG PT マイクロコルグ 37鍵盤 プラチナ・カラー
- 出版社/メーカー: KORG
- 発売日: 2017/05/27
- メディア: エレクトロニクス
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10周年の時とは異なり、鍵盤色は通常通りの白鍵と黒鍵で控えめなデザインだと感じますが、microKORGシリーズに興味があるけどまだ持っていないという方はこれを機に手に入れるのもいいかもしれませんね。今はソフトウェアだけでも多様な音を創ることができますが、実体のある器材を操作するのも楽しいものです。ハードウェアであっても古典的なアナログシンセサイザーと異なり壊れにくいのも魅力です。私の持っているKORG PolysixやRoland JUNO106は(microKORGを購入するより前に)故障してしまいましたが、今のところmicroKORGは何の問題もありません。
既にmicroKORGシリーズのユーザであれば通常モデルと同じ出音なので、コレクターでもなければ敢えて購入する意味はなさそうですけどね。
以上。