東京オリンピックまで500日(?)のスカイツリー

 先日、東京スカイツリーの展望台に東京オリンピックまで500日が表示されていました。
 具体的には2019年3月5日の19時過ぎぐらいから、断続的にしばらくの間表示されていました。そういえば、バレンタインデーにも同様に展望台にレーザー投光器と思われる機材*1で文字が投射されていましたが、展望台を使ったこの演出は定番化するのでしょうかね?
 

2020東京オリンピックまであと500日が表示された東京スカイツリー展望台
2020東京オリンピックまであと500日が表示された東京スカイツリー展望台
 

 もう500日前なのかと思ったのですが、隅田川沿いのアサヒビールスーパードライホールでは毎日カウントダウン表示をしているので、こちらで確認してみると507日と表示されています。

東京オリンピックまで507日表示のスーパードライホール
東京オリンピックまで507日表示のスーパードライホール
 

 一般相対性理論により、スカイツリー展望台は地表より速く時間が進むとされていますので、累計7日のズレが生じたと考えることが…できません*2。普通に考えると、カウントしている基準日が違う(開会式なのか競技日なのか)とか、単にテストで表示しただけだと考えられます*3。(3/12追記:3/12に特別ライティングと共に展望台への文字表示が実施されましたので、3/5はテスト表示だったようです。)

スカイツリー展望台ではごくわずかだが重力が小さいため、理論上は地上よりも一カ月間で約百三十ナノ秒(ナノは十億分の一)速く進むと計算されている。

東京新聞:スカイツリー、時間速く進む? 450メートル展望台で実験中:社会(TOKYO Web)
 

 ちなみに、付近の隅田公園では大寒桜が咲き始めていますので、こんな写真も撮れます*4

大寒桜と500DaysToGo!
大寒桜と500DaysToGo!
 

 (追記)東京オリンピック500日前当日の様子を以下の投稿に記載しました。
wave.hatenablog.com
 



以上。
wave.hatenablog.com

*1:ラスタースキャンのようで目視ではチラつきが確認できます。それでいてかなり高速なスクロール表示も多用されます。スクロールしてないときはスローシャッターで静止画撮影、スクロール中は動画でないと文字が流れて何を表示しているのか判読不能という、なかなか面倒な撮影条件となります。

*2:7日間=604800000000000ナノ秒ですので、7日間進むためには、理論上約387692307692.3077年かかります。

*3:アサヒビールと同じ基準で500日前に相当する2019年3月12日の様子を観察できればテスト表示だったのか判断付きそうです。

*4:こんなシーンに遭遇すると思っていなかったので三脚を用意しておらず、手持ち撮影でやっつけ加工。