Windows10にプリインストールされているフォトアプリを削除する

 Runtime Brokerがメモリを食い潰す障害について、下記に記載しました。
 私の環境では、Windows10にプリインストールされるフォトアプリが原因である可能性が非常に高く、設定で回避することもできないようなので、アンインストールすることにします。
wave.hatenablog.com
 

アンインストール方法

 面倒なことにフォトアプリは通常のアプリのようにはアンインストールを行うことはできないようになっています。
 それでもPowershellから削除用コマンドを叩くことで、アンインストールすることが可能なようです。

 Microsoft公式のコミュニティに以下の投稿があります。
Windows 10 に搭載されているアプリを再インストールする方法 - マイクロソフト コミュニティ

 ということで、フォトアプリを削除するため管理者権限でPowershellを起動し、以下のコマンドを叩くとアンインストールされました。

get-appxpackage *Microsoft.Windows.Photos* | remove-appxpackage

 ついでにXbox、People、Groove ミュージックも削除しました*1

 なお、削除したアプリの再インストールはWindowsストアから行えるようです。
 

フォトアプリのリソース無駄食いエビデンス

 タスクマネージャから確認した、MetroアプリのCPU消費が大きい順のアプリトップ3。
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 フォトアプリだけ突出してCPU時間を消費しているし、通信も行っていることが解る。

  • CPU消費が激しいのは、大量に画像を生成する(数千~数万/月)マシンのため、フォトアプリが生成された画像の読み込みを行っているためと推測される*2
  • 通信量が多いのは、フォトの設定でソースディレクトリからOneDriveの画像フォルダを削除しても、何度も勝手に復活するためと推測される。

 ※この事象が発生しているWindows10の正確なバージョンは、Microsoft Windows [Version 10.0.10586]。

 物理メモリ4GB程度で、大量の画像ファイルを生成する用途で使用しているマシンは、恐らく同様の事象に見舞われるのではないかと思いますので、ご参考までに。
 Surface ProやTAICHI21のようなタブレットやUltrabookはメモリ増設できないので辛い…。
 



以上。

*1:これらは純粋に私の環境では無用なだけで、フォトとは異なりメモリやCPUなどのシステムリソースを無駄に消費するような実害があったわけではありません。

*2:ピクチャフォルダをフォトの設定でソースディレクトリから削除しても、何度も勝手に復活するため回避できない。