以下の投稿に記載した通り、楽天モバイルでZenfone2 Laserを購入しました。
楽天モバイルでZenfone2 Laserが安い - 記憶は人なり
楽天モバイルのZenfone2 Laserが届いた - 記憶は人なり
ASUS Zenfone2 Laserは普通にAndroid端末なのですが、届いた端末の電源を入れるとAndroidの初期設定画面は現れず、あれ?っと思ったので以下に記載しておきます。
初期状態ホーム画面
以下の3ページから構成されています。
左
サポート, PointClubの2つの楽天系アプリが初期配置されています。
右
楽天モバイルから購入した端末ですが、Yahoo!アプリが入っていますし、koboアプリではなくebookjapanの電子書籍アプリが入っているようです。これは楽天モバイルではなくASUSの工場出荷時のプリインストールアプリで、恐らく楽天側が勝手に消すことは契約上できないのでしょう。
そもそも楽天専用モデルでも楽天特別仕様でもない型番の端末に、何で楽天系アプリが入っているのでしょうか?
そういえばパッケージに不審な点がありました。ASUSロゴが薄く刻印された封印シールが2箇所貼り付けられているのですが、カッターのようなもので切られており、その上に剥がすと"VOID"の文字が現れる銀色のシールで封印されていました。これは楽天モバイルがASUSの正規パッケージを開封し、自社系アプリを導入した後にVOIDシール貼って出荷しているということでしょうか?それならばAndroidの初期設定画面が現れなかった理由にも納得いきます。
このような作業を行っている端末のため、販売サイトではZenfone2 Laserと表示しつつも、ASUSのZE500KLという型番は明示していない(できない)のでしょうか???
低価格で販売しつつも、新品として転売されることを防ぐためにこのような策をとっているのでしょうか???
新車を買ってもディーラースタッフが先に乗っているのと同じレベルで、新品には間違いないのでしょうけど、情報機器だけにセキュリティ観点では疑問が。
ソフトウェア更新1回目
通知
ダウンロードするためタップします。
ダウンロード確認ダイアログ
[はい]をタップ後、ダウンロードが始まります。
インストール確認ダイアログ
(出荷状態ではバッテリ残量が少ないため、電源に接続し、)[インストール]をタップします。
インストールに伴い、端末再起動後は以下の表示となります。
システム更新成功通知
[OK]をタップします。
まだSIMの設定をしていないため、SIMの設定をします。
APN設定画面
多くのMVNO事業者のAPNがプリセットされていますので、楽天モバイルのAPNを選択するだけです。楽天モバイルA/Bと2つありますが、楽天モバイルのSIMの台紙に記載されているAPNを選択します(私の場合はrmobile.jp)。
ソフトウェア更新済のため、Androidバージョンを確認してみます。
端末情報画面
Android 5.0.2 Lollipopとなっています。Zenfone2 LaserはMarshmallowまでUpdateが提供されているはず。ということで、[システム更新]をタップします(バックグラウンドでダウンロードが始まります)。
ダウンロードを待っている間に、技適マークを確認してみます。
認証画面
技術基準適合証明番号が201-150138で、総務省のサイトからも確認できます。
総務省 電波利用ホームページ | 技術基準適合証明等を受けた機器の検索
技術基準適合認定(設計認証)の方は、AD15-0029201と表示されています。
ダウンロードが完了すると、ソフトウェア更新が始まります。
ソフトウェア更新2回目
通知
[インストール]をタップします。
整合性チェック
リブート
端末再起動後は以下の表示が現れました。
Googleによるセキュリティの通知
同意できれば[同意する]をタップします。
端末情報画面
無事Android 6.0.1 Marshmallowに更新されました。
楽天系アプリのアンインストール
通常のアプリと同様に、普通にアンインストール可能でした。
楽天系のアプリのアンインストールはできたものの、メーカー出荷後にMVNO事業者とは言え第三者に見えないところで操作された可能性が高い端末を使い続けるのは、セキュリティ上不安を感じるユーザもいるのではないでしょうか。念のため自衛策として、初期化することにしました。
端末初期化
設定画面
[バックアップとリセット]をタップします。
バックアップとリセット画面
[データの初期化]をタップします。
データの初期化画面
全データが消去されることを理解したうえで[デバイスをリセット]をタップします。