YS-11が立川上空を飛行したらしい

 戦後初の日本で開発された旅客機として有名なYS-11。最近ではHondaJetが発売されたり、MRJが試験飛行中だったりで国内航空機産業が脚光を浴びていますが、YS-11は1962年に初飛行したそうです。古い機体でもあり、現在国内で運用しているのは自衛隊のみとなっているそうです。

 そんなYS-11のなかでも、飛行点検機(Flight Checker)として運用されている機体がYS-11FCになります。
YS-11 - Wikipedia

 東京都立川市の発表によると、2016/3/28に陸自立川駐屯地立川飛行場上空を飛行とのことで、航空法の規定による航空保安施設の定期点検のためだそうです。
立川飛行場における固定翼機の飛行について(平成28年3月25日掲載) | 立川市

 参考までに入間航空祭(2015年)にて撮影した、YS-11FCの飛行する様子を地上から眺めるとこんな感じです。
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 YS-11ジェット機ではなくプロペラ機なので、現代ではスピード的なメリットが無い反面、上空から飛行場設備を点検するような用途には適しているのでしょうね。




以上。